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スノーモンスターと歴史ある温泉で知られる東北最大級のスキー場といえば?蔵王温泉スキー場

  • 公開日:2018.08.03
  • 更新日:2024.02.05
蔵王温泉スキー場

誰もが一度は耳にしたことのある日本でも有名なスキー場が「蔵王温泉スキー場」です。蔵王温泉の温泉街と共に発展してきた蔵王温泉スキー場は、単独のスキー場としては日本で最大の面積を誇る「大規模」スキー場です。温泉とスキーが楽しめる、東北のパラダイス「蔵王温泉スキー場」は、パウダースノーで滑りやすく、変化に富むコースが数多くあるので、初級者から上級者まで存分に楽しむことができます。東北最大級のゲレンデとして、多くのプレーヤーたちの人気を集めているのは、多彩なコースと豊富で安定した降雪量が理由ではないでしょうか。総合評価も高く、リピーター率のとても高いスキー場なんです。最大滑走距離はなんと最大10,000mと、驚きのロングロングコース!他のスキー場とは桁違いとはまさにこの事ではないでしょうか。また、リフトの数も34本とまさに桁違いです。

樹氷

そして蔵王温泉スキー場の最大の魅力と言えば、コース滑走中に見られる幻想的な樹氷です。太陽に照らされて美しく光り輝く樹氷は、子供から大人までこのスキー場に訪れる人々を魅了しています。この樹氷は自然が生み出すもので「スノーモンスター」とも呼ばれています。12月下旬ごろから樹氷ができ始め、見頃を迎えるのは1月下旬から3月上旬ごろまで。年末年始・1月の週末・2月の樹氷が見られる時期は、17時から21時までライトアップがおこなわれます。

樹氷原コース

数ある多彩なコースの中でもおすすめなのが「ザンゲ坂・樹氷原コース」です。先程ご紹介した樹氷を見ながら滑ることのできるコースで、最大距離8,000mです。ただ、山頂まで行かないとスノーモンスターを見ることができません。ビギナーにとって山頂は少々厳しいまもしれませんが、いち早く上達してスノーモンスターを見に行きましょう。

パラダイス三宝

東北最大級のスキー場と呼ばれる理由

先程紹介したように、リフト数が34本と非常に多いのですが、リフトが多いということはコース数も多いということです。蔵王温泉スキー場は全25コースによって構成されているでの、1日だけでは全コースを到底、滑りきる事はできないでしょう。蔵王温泉スキー場は、FIS(国際スキー連盟)公認のスキージャンプ競技場でもあります。上の台ゲレンデと竜山ゲレンデに挟まれた場所に位置するジャンプ台は、1979年のインタースキ蔵王大会に合わせて建設されものです。その後、さまざまな大会の競技場として利用されています。日本最大級のスキー場「蔵王温泉スキー場」は、1日だけでは滑りきることができないため、近隣のホテルで宿泊し、数日間楽しむことをおすすめします。

上湯共同浴場

歴史ある温泉郷でゆっくりまったりアフタースキー

スキー場に隣接している「蔵王温泉」は、西暦110年開湯と言われ1900年の歴史を持つ素晴らしい温泉郷です。蔵王温泉の泉質は強酸性の硫黄泉。血行促進効果があり、肌と血管を若返らせる「美人づくりの湯」として知られています。温泉街には複数の温泉宿があるので、宿泊先に困ることがないと思います。しかし、人気の高いスキー場ですから、シーズン中は早めに宿泊予約を取ることをおすすめします。蔵王温泉街には、宿泊施設だけでなく、いくつかの共同浴場や日帰り入浴施設もありますので、宿泊されない場合でも温泉を十分楽しむことができるでしょう。温泉街の宿泊施設の中には、部屋からは雪景色を楽しめたり、貸し切りで天然温泉も利用できなんて情報もあるので、家族や友人とゆっくり寛ぎたい方はぜひおすすめです。

中央ゲレンデ

蔵王温泉スキー場へのアクセスは比較的便利です。山形自動車道山形蔵王I.C.から西蔵王高原ラインを中継して、蔵王温泉方面に16kmほどで到着が可能ですから、アクセス良好ではないでしょうか。山形駅・かみのやま駅からは現地行のバスも運行されていますので、こちらも利用してみてはいかがでしょうか。

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スノコミ 編集部

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