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スキー場で映える写真の撮り方

  • 公開日:2021.12.13
  • 更新日:2024.02.19
ゲレンデ撮影

「スキーに行ったらせっかくなら綺麗で映える写真が撮りたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。
毎日行けるわけではないスキー場は非日常の空間だからこそ、写真として思い出に残したり、SNSにアップしてレジャー体験を報告したいと感じることでしょう。
しかし、あらかじめスキー場での写真の撮り方のコツを知っておかないと、思うような写真にならないことも多いのです。
今回は、スキー場で映える写真の撮り方を紹介します。
事前に知っておけば素早く手軽に写真を撮り、思いっきりスキーやスノボを楽しめるかもしれません。
気になる方は、チェックしてみましょう。

ゲレンデ撮影

スキー場での残念写真!?陥りがちなミス3選

1.雪の明るさがベースになってしまい、顔が暗く写る
スキー場は、一面雪しかない真っ白で非常に明るい場所です。
そのためオートモードしかないスマートフォンのようなカメラを使う場合、雪の明るさが基準になってしまうことがあり、その分人の顔が暗く映ったり、逆光になったように影がかかったりすることがあります。
事前に写したい人の顔をタップするなど、明るさの基準となるポイントを指定しておくのがおすすめです。
また、マニュアルモードのあるデジカメなどを使う場合は、あらかじめ露出補正しておくのがよいでしょう。

2.シャッタースピードが遅くてブレてしまう
特に滑走中の人を撮影する場合、シャッタースピードが遅くブレてしまうことがほとんどです。
もしくは、人物はしっかり映っていても雪の動きがブレているなど、ちぐはぐな写真になりかねません。
舞い上がる雪や細かい動きも含めて撮影したい場合、1/1000〜1/2000秒のシャッタースピードになるよう調整するのが理想です。
スマートフォンであれば連射モードを利用して撮影し、その中からお気に入りの1枚を探すのもおすすめです。

3.管理が至らず、そもそも写真が撮れない
意外な盲点ですが、せっかくスマートフォンやカメラを用意していても、管理が至らず撮影できないケースも多いでしょう。
スキー場は非常に寒く、また室内との温度差が激しいため、バッテリーが搭載されているカメラにはかなり厳しい環境です。
寒さのせいで電源が落ちてしまったり、バッテリーが使えなくなってしまったりする可能性もあるため注意しましょう。
予備のバッテリーを持参したり、冷たくなりすぎないようにウェアの内側に保管したりすることがおすすめです。
また、雪のうえに直接カメラを置いて撮影するような場合は、防水にもしっかり配慮しておきましょう。
当然ながら、撮影に夢中になって他の人と接触してしまったり、無理な体制によって怪我をしたりすることにも注意が必要です。

ゲレンデ撮影

スキー場での映える写真づくり!おすすめの撮影方法4選

ここからは、実際にスキー場で試してみたい撮影方法を紹介していきます。
ポーズから画角まで幅広い観点から紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.画面の6~7割を上半身のアップで埋める
スキー場におけるファッション自体が、SNS映えには最適です。
帽子からゴーグル、カラフルでもこもこしているウェアが移りこむような上半身のアップ写真にすることで、自然なスキー場らしさを演出できるでしょう。
雪が写り込む範囲を狭められるため、雪に焦点が合って顔が暗くなってしまうことも防げます。
初心者でも試しやすい撮影方法であるため、ぜひ試してみてください。

2.雪と小道具だけで撮る
あえて人物を写り込ませず、雪と小道具だけを撮影することもおすすめです。 スキーやスノボの板、ゴーグル、雪だるまなどを利用して、ノスタルジーな雰囲気を出すのがポイントです。 奥行を持たせていくつかの小道具を配置すれば、ピントをずらした撮影も可能です。 手前に雪だるまを置き焦点を当てて奥のスノボ板のピントをずらせば、写真を見る人の視線は雪だるまに集まりスキー場らしさを感じられます。 スマートフォンで撮影する場合は、焦点を当てたいものをタップすればワンステップで設定可能です。

3.雪を舞い上げて連写する
シャッタースピードの速いカメラがある場合、雪を舞い上げて連写してみましょう。
雪が降っていない日でも、まるで雪が降っているかのような写真が撮影できます。
または、大人数でやれば思いっきりはしゃいでいるような雰囲気を演出しやすく、楽しそうな思い出の1枚となるでしょう。
スマートフォンの撮影でも連写を繰り返せば、特定の誰かの顔にだけ雪が被って見えなくなってしまうことも防げます。

4.魚眼レンズや広角レンズで撮影する
魚眼レンズで撮影することにより、双眼鏡で覗き見しているような不思議な写真に仕上がります。
広角レンズを使えば、まるでその場にいるような広い画角での撮影がかなうでしょう。
専用のレンズを持っている場合は、防水や冷えに気をつけて持参してみるのもおすすめです。
または、スマートフォンのカメラ機能を事前に隅々までチェックしておき、使えそうな機能がないか調べておくのも手軽で便利です。

スキー場で映える写真を撮るときにおすすめのグッズ

最後に、スキーツアーにおすすめの撮影グッズをいくつか紹介します。 必須アイテムではありませんが、あると便利なものばかりですので、参考にしてみましょう。
予備のバッテリー
前述の通り、スキー場は寒さが非常に厳しい場所であるため、バッテリーが冷えすぎて使えなくなる可能性があります。
室内で温めたり充電し直したりすれば使えるケースが大半ですが、念のため予備があると安心です。
撮影したいときに身軽に撮影できるよう対策しておきましょう。

カメラハーネス
動画を中心に撮りたい人は、カメラハーネスがあると便利です。
カメラハーネスとは、リュックサックのベルトのようなハーネスにカメラを設置して背負うことで、肩口や胸の前にカメラを固定できるグッズです。
手でカメラを支えることなく撮影できるため、滑走している瞬間やリフトに乗っている最中でも手を離す必要がありません。
スピードとリアリティのある動画が撮れるだけでなく、安全面でも抜群の性能を誇ります。

自撮り棒
100円ショップ等で売っている自撮り棒を用意しておけば、背景の景色も入れた広角での自撮り写真が撮影できます。
誰かに撮ってもらっているような自然な距離感になりやすく、ローアングルもハイアングルも自由自在に撮れることが魅力だと言えるでしょう。
ただし、ずっと自撮り棒を手にしておくと、万が一転んだときや人とぶつかったときには非常に危険です。
自撮り棒の使用が許可されているゲレンデのみに限定し、周りに人がいないことを入念に確認してから、立ち止まった状態で使いましょう。
また、金属部分がある自撮り棒は危険です。
寒さで凍ってしまい、グローブを外して触れることで凍傷になってしまう可能性もあるため、ゴムやプラスチックの持ち手のものを用意しましょう。

ゲレンデ撮影

まとめ

スキー場で映える写真が撮れれば、「また次のシーズンにも行きたい!」と感じるような思い出づくりができそうです。
InstagramやTwitterなどSNSにアップする写真も撮り、SNS映えを狙うのもよいでしょう。
工夫しながら写真を撮ることもゲレンデでの思い出になるので、ぜひチャレンジしてみてください。

この記事を書いた人

SNOWCOMI

スノコミ 編集部

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スノコミ編集部

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