例えば、ちょっと目を離した隙にスノーボードがゲレンデを流れて行ってしまったとします。人が乗っていないボードはぐんぐん加速していき、最終的に何かにぶつかるまで止まることはありません。運良く木やネットに引っ掛かれば良いですが、ゲレンデには沢山の人が居ることを忘れてはなりません。 万が一、雪遊びをする小さな子供に当たってしまったら…取り返しのつかないことになるのは容易に想像がつくはずです。
そんな事故を避けるための、ビンディングと足を繋ぐ紐のことを「リーシュ」または「リーシュコード」と言います。最も一般的なものは足首に巻きつけるものですが、最近ではブーツの紐にフックを掛けるだけのコンパクトなものも人気です。
価格も千円前後と安く、たったこれだけで事故を防ぐことが出来るので、必ず滑る前に用意しましょう。 リフトに乗る際にリーシュの装備が義務付けられているスキー場もあるほど、ゲレンデにおける最低限のマナーになっています。
安全に楽しむために
ゲレンデのルールやマナーなど、滑る前に確認しておきたい知識です。特に初心者の方は要チェック!