大阪・京都・名古屋方面から長野エリアのスキー場にアクセスするなら在来線の利用になります。北陸新幹線が京都・大阪まで延伸されていたら便利なのにと感じる方も多いのではないしょうか。しかし、在来線の「ワイドビューしなの」「サンダーバード」も雪道を頑張って走っています。それでは、在来線特急でのスキー場までのアクセスを紹介していきます。
INDEX
「ワイドビューしなの」とは、どのような電車なの？
名古屋～松本・長野駅を結ぶ特急列車です。途中に、中津川や木曽福島・塩尻といった山が多い地形を走破するので車窓も楽しみです。名古屋～松本間を約2時間、名古屋～長野間を約3時間で結びます。
「ワイドビューしなの」で行くスキー場
白馬五竜＆Hakuba47
「白馬五竜＆Hakuba47」は、名前の通りスキー場が二つあり、共通リフト券で行き来できるようになっています。
【アクセス】長野駅から特急バス・無料シャトルバスを乗り継いで約80分で到着します。
栂池高原スキー場
初級者やファミリー層向けのゆるやかな斜面の多いスキー場です。ゲレンデ幅1,200メートルのワイドな「鐘のなる丘ゲレンデ」は、緩斜面で練習に向いています。転ぶことを恐れずに頑張りましょう。
【アクセス】長野駅から特急バスに乗車すると約90分で到着します。
八方尾根スキー場
98年の長野オリンピックの競技会場としてご記憶の方も多いかと思います。雪質が良いと好評のスキー場でもあります。コースは中・上級者向けが多い構成です。全長約3,000ｍの「リーゼンスラローム」は上達してから滑走しましょう。初級者向けに麓にスピードが遅めのリフトがあり、様々なレベルの方に対応しています。
【アクセス】長野駅から特急バスに乗車、約60分で到着します。
白馬乗鞍温泉スキー場
白馬アルプスホテルの目の前に広がるゲレンデで、初級者から上級者まで楽しめるコース設定です。やや、初・中級者向きのコースが多いと感じます。白馬コルチナスキー場と隣接しているスキー場でもあります。
【アクセス】JR長野駅より急行バスで約90分で到着します。
妙高杉ノ原スキー場
主な滑走ルートは2つに分かれてます。麓の部分で合流するのでグループで別々に滑っていても迷子になることもなく安心です。ゲレンデの約80％が初級・中級レベルのコース設定なのは、上達過程のスキーヤー＆ボーダには嬉しいです。
【アクセス】JR長野駅より北陸新幹線で上越妙高駅へ。そこから妙高高原ライナーで1時間10分ほどで杉ノ原スキー場に到着します。
妙高池の平温泉スキー場
妙高山の山裾に拡がるスキー場で、コースは初級・中級者向けが主体となります。リフトは全部で6本、2本のリフトを乗り継いで山頂へ向かいましょう。小回りの利くまとまったゲレンデですが、全長kmのクルージングも可能です。
【アクセス】JR長野駅より北陸新幹線で上越妙高駅へ。そこから妙高高原ライナーで1時間ほどでスキー場付近に到着します。
「サンダーバード」とは、どのような列車なの？
大阪・京都～金沢を結ぶ特急列車です。日本海に抜けて敦賀・福井と経由して金沢へ到着します。大阪～金沢までを約2時間30分で結びます。そして金沢から北陸新幹線で飯山駅下車、スキー場に向かいます。
■戸狩温泉スキー場
2つのゲレンデ「オリオン」と「ペガサス」が上部のゲレンデ「とん平ゲレンデ」でつながっており、行き来できます。初級者やファミリーから上級者まで楽しめる、広大なゲレンデです。こちらは他のゲレンデにはない「雪ちゃり」体験ができます。これはタイヤの太い自転車で雪上を走って遊ぶものです。
【アクセス】JR飯山駅から新幹線直結シャトルバスが運行されています。20～30分でスキー場へ到着となります。
野沢温泉スキー場
コース数36本・最長滑走10㎞は日本屈指の規模を誇るスキー場です。温泉街とスキー場が一体となった古くからある温泉スキー場です。温泉街の散策も楽しいです。
【アクセス】直通バス「野沢温泉ライナー」約25分で到着します。
志賀高原スキー場
志賀高原の複数のスキー場の総称で、日本屈指の規模を誇るスキー場です。随分と前に、日本映画史上に残るスキーブームの火付け役、1987年公開の「私をスキーに連れてって」のロケ地となったのが志賀高原エリアの複数のスキー場です。
【アクセス】長野駅からバスで約70分で到着します。
「ワイドビュー」と「サンダーバード」どちらも新幹線では届かないアクセスを補ってくれるJR在来線特急です。特に白馬エリアは関西・名古屋からは遠いのですが、雪質の良いゲレンデを楽しめるので、新幹線＆在来特急で行くのが便利かと思います。
