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【初心者必見】スキーデビューとスノボデビューはどちらが簡単?

  • 公開日:2022.12.31
  • 更新日:2024.01.11
スキー&スノボ

ウィンタースポーツに馴染みがない人にとって、スキーとスノーボードはどちらが簡単なのか想像しにくいかと思います。
どちらも有名なスポーツであり売り場やレンタルの対応幅も広いことから、いざ自分が始めようと思ったときに迷うこともありそうです。

今回は、スキーデビューとスノボデビューのどちらが簡単なのか説明していきます。
なお、どちらが簡単に感じるかは人により異なる部分もありますので、あくまで始める際の参考としてください。

スキー

使うスキル的にはスキーの方が初心者向け

技術的な簡単さで言うのであれば、スキーの方が初心者向けです。
スキーは両足それぞれにスキー板を取り付けるため、歩いているときと変わらず両足をバラバラに動かせます。
「ストック」と呼ばれる棒を使うので前傾姿勢を保ちやすく、「掴まれるところがある」という精神的な安心もあります。
一方、スノボは両足をひとつのボードに固定するので、恐怖感があるかもしれません。
事故対策は入念におこない、場合によってはコーチをつけることを検討しても良いでしょう。
慣れればどちらも支障なくスキルアップしていけますが、雪に慣れていない方はスキーから始める方がおすすめです。

リフト

リフトの乗り降りがしやすいのもスキー

多くのスキー場でリフトを利用することになりますが、乗り降りがしやすいのはスキーの方です。
スキーの場合、板をつけたまま移動したりリフトの乗り降りをしたりできるのが特徴です。
足の向きとスキー板の向きも同じなので、つま先と踵が伸びたような感覚になりやすく、比較的違和感も少ないでしょう。
スノボの場合、ゲート前で後ろの足を板から外し、こぐようなイメージでリフトまで移動する必要があります。
違和感なくリフトに乗れたとしても、板は体に対して横向きについているので「座る角度が難しくて落ちそう」と感じるかもしれません。
こちらも慣れれば問題ないものの、恐怖心が出る可能性があります。

スノーボード

持ち運びが楽なのはスノボ

スキーの場合、身長より高いストレートスキーを持ち運んだりストックが付帯したりするので荷物が多くなりがちです。
車に荷物を積み込めるか、宅配便で送るときの送料が予算内に収まるか、事前に確認しておく必要があるでしょう。
また、完全初心者であれば持ち方を教えてもらい、足に落とすなど事故につながらないよう対策しておくことも重要です。
スノボであれば、板が1枚なので比較的移動が身軽です。
板自体は重いものの、力のある人であれば脇に抱えたりバインディングを掴んで持ち上げたりすることも可能です。

レンタルショップ

レンタルしやすさやスキー場の対応幅はどちらも同じ

スキーもスノボも人気のあるウィンタースポーツであり、どちらもバランスよくレンタル対応している店舗が増えています。
スキー場でレンタルする場合も、どちらのアイテムだけが極端に少ないということはなく、初心者向きの用品も充実しています。
また、「スキーヤーしかダメ」「スノーボーダーしかダメ」というスキー場は稀です。
なかにはスキーヤー限定のゲレンデなどもありますが、大手かつ有名なスキー場であればどちらも楽しめるようになっているので、初心者のハードルにはならないでしょう。

まとめ

スキーとスノボは一見似ているように見えますが、使うアイテムもスキルも全くの別物です。
とはいえ大手のスキー場であればどちらも初心者向けのレクチャースクールが充実しており、レンタル品も豊富なので始めるのに困ることはないでしょう。
どうしても迷ったときはスキーから始め、ゆくゆくはスノボも経験しながら自分がやりやすい方を選択するのがおすすめです。
なかにはスキーもスノボもバランスよく楽しむ人もいるので、必ずしもどちらかを選択しなければいけないわけではないと広く捉え、楽しむことを優先していきましょう。

この記事を書いた人

廣田

廣田 恵一

所属
ビーウェーブ大阪本社
スキー・スノボ歴
スキー歴30年(間25年のブランク)
おすすめスキー場
斑尾高原スキー場

学生時代に初心者スキースクールの講師として数多くの卒業生を輩出しました。やっぱりその時の思い出のスキー場「斑尾」が一番!

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