山形県の蔵王温泉スキー場は日本を代表するスキー場のひとつで、コース数、面積や滑走距離もけた違いに広く、夕方に滑走を終えるとき計画的に降りてこないとリフトの営業時間に間に合わない、なんてこともある広大なスキー場です。
蔵王温泉スキー場には外国人からは「スノーモンスター」と呼ばれている樹氷があり、幻想的な風景がゲレンデに広がります。
名前に「温泉」が付いているとおり、温泉も蔵王温泉スキー場の外せない目的の1つに挙げられます。
山形新幹線を利用すれば、アクセスも便利な蔵王温泉スキー場の魅力を紹介していきます。
アクセスの紹介
蔵王温泉スキー場は外国人にも人気があります。樹氷の景観や温泉があること、コースが整備されていて滑りやすいことが原因でしょう。さらには仙台国際空港からも高速バスや電車を利用すれば訪れやすいことも影響しているようです。
高速バスだと乗り換え等なしで蔵王温泉まで直通ですし、電車であれば山形駅まで最短約1時間30分、その後バスを使って約40分で蔵王温泉に到着します。
外国人が訪れるには荷物が多くても訪れやすく人気となっているのでしょう。
蔵王温泉スキー場のコース紹介
蔵王温泉スキー場は樹氷を見ながら楽しめるコースが有名で、12のコースと14のゲレンデが作られています。
蔵王温泉スキー場発祥のゲレンデとされている上の台ゲレンデは広く緩やかな傾斜から特にファミリー層に人気のゲレンデ、初心者におすすめのダイヤモンドバレーゲレンデは風邪の影響が少なく雪質も良好です。
ぜひ挑戦したいコースのひとつが蔵王の名物と言われているザンゲ坂コースです。蔵王温泉スキー場の最上部に位置し、蔵山頂駅からパラダイス三叉路を通り樹氷原コースへつながっている人気のロングコースです。
他にも多数のおすすめコースがありますので、ゲレンデマップを見ながら順番を考えてみましょう。
ホテルの紹介
蔵王国際ホテル
蔵王山麓駅まで5分の立地で横倉ゲレンデの目の前にあり、樹氷を見るのに最もアクセス便利なホテルです。
温泉は乳白色のかけ流しで、自慢の温泉八右衛門の湯は丸太の梁がむき出しで和の雰囲気を感じられる造りになっています。貸切り風呂もあるので家族やグループでゆっくり寛ぐこともできます。
客室は59室で部屋タイプは和室・和洋室・ツイン・スイートとニーズに合わせて選択できますし、どのタイプも間接照明で落ち着きのある部屋となっています。夕食は山形牛の会席料理。リピーターの多いホテルですので、料理のアレンジは予約の際に伝えましょう。
タカミヤヴィレッジホテル樹林
上の台ゲレンデに建つホテルで、ゲレンデはすぐ目の前に位置します。 このホテルの魅力は館内に入ると落ち着きのある和の空間が迎えてくれることです。
客室58室のホテルで、居室のタイプは和室・洋室、さらに和洋室はデラックスタイプです。
食事は和洋折衷料理が用意されており季節で最もおすすめの食材を生かしたメニュー内容が楽しめます。
蔵王温泉スキー場のゲレンデ食を楽しもう!
スキーをしていて楽しみたいものはゲレンデだけではありません。 せっかくならば「レストラン山頂」で美味しい料理を味わいましょう。
こちらのおすすめは山形三元豚の焼き肉丼やいも煮そばです。樹氷を眺めながら食事ができる席もありますのでぜひ訪れてみましょう。
蔵王温泉スキー場の魅力
山形県蔵王温泉スキー場は樹氷の景色を楽しみ、温泉では疲労回復に効果が期待できるリピーターが後を絶たないスキー場です。
首都圏からは山形新幹線つばさを利用すれば約2時間30分のアクセスですし、海外からも訪れやすいことが人気の秘訣と言えるでしょう。
東北最大と言われるスキー場は豊富なゲレンデとコースが用意されており訪れる人を飽きさせません。次のスキー旅行は蔵王温泉スキー場に訪れてみましょう。