創業110年の歴史を持つ純和風旅館!
家族旅行でスキーツアーに参加しました。宿泊施設の「千歳館」は、野沢温泉の中心部にある木造建築の純和風旅館で、大正2年に創業した歴史ある旅館です。家族旅行としても人気の高い野沢温泉の中でもこの風格は格別です。子供たちの思い出に残ること間違いなし!そんな千歳館の魅力をご紹介いたします。
玄関には立派な大黒柱があり、いかにも純和風の雰囲気です。ここで靴を脱ぎスリッパに履き替えて上がります。上がって左側にフロントがありチェックイン手続きをし、部屋の鍵をもらいます。
宿泊者用のお部屋は2階から4階にあります。かなり急な階段になっており、怪我しないように気をつけて上り下りが必要ですね。こういう場所は子供が喜んで遊んでしまいそうになります。走り回らないように要注意!
「千歳館」のお部屋はすべて和室。人数に合わせて6畳間から12畳間のお部屋となります。家族みんなが布団を並べて寝るのは嬉しいですね。これぞ家族旅行って感じがします。
「乾燥室」をご紹介。館内の玄関口から左にある階段を下りると乾燥室があります。スキー・スノボの板やブーツは部屋に持って入らず、乾燥室に置きます。家族でまとまって置くと良いですよ。
自慢の源泉かけ流し温泉!
家族旅行に行くと大人が一番楽しみにしているのは温泉ですよね。千歳館の温泉はとにかく熱いんです。湯口の温度は70度以上するので絶対に触ってはいけません。熱すぎる場合は水を入れてもよいですが、他に入浴される方もいるので、水を入れすぎないように注意が必要です。周りの方にも配慮します。温泉はゆっくり浸かると体の芯まであたたまり、日頃の疲れが癒されますねー。
お湯は源泉である「麻釜(おがま)」から直接引いており、加温は一切しておりません。入浴時間は朝5:00から夜23:00までとなっておりますので、夜2回、朝1回ぐらいは入れますよ。
食事場所は夕食も朝食も2階の大広間です。畳にお膳というところがまた純和風らしさを醸し出していますよね。お膳はグループごとに並べられ宴会気分が味わえます。子供たちはこのような食事スタイルが初めてで、とてもテンションが上がっていました。
夕食は地元の食材にこだわった和洋折衷メニュー!
スキー・スノボを滑り終わった後、源泉100%かけ流しの温泉で汗を流し1日の疲れを取ったら、一気にお腹が減ってきますね。千歳館の夕食は和食が中心ですが洋食も織り交ぜられボリューム満点です。子供たちにとっては、和食ばかりだと食べれない料理が結構あるので、唐揚げなどの揚げ物があると大喜びします。夕食は17:30または18:00からの開始になります。
しっかりと味の染みた魚の煮付け。なつかしさを感じる味です。
大きな唐揚げが3つにナポリタンスパゲティ。お子様にとってはメインディッシュでしょう。揚げ物は日替わりメニューですがどれもボリュームがあって、これだけでもお腹がいっぱいになりそうです。
食べごたえたっぷりの陶板焼き。
体が一気にあたたまる茶碗蒸し。
ご飯にもお酒にもピッタリ合う野沢菜。野沢で食べる野沢菜は格別ですね。
朝食は基本的に和定食です。焼魚だけでもご飯が何杯でも食べれます。お味噌汁のやさしい味が体に染みてとてもおいしいです。朝食は7:30または8:00からの開始になります。チェックイン時に確認しましょう。
パワーを付けて今日もしっかり滑りましょう!
3つの好立地!
千歳館には3つの好立地条件があります。
1つ目は日影ゲレンデにつながっている「遊ロード」まで徒歩3分!千歳館の前の坂道を登るとすぐに「遊ロード」の入口があります。行きは少し頑張って登らないといけませんが、帰りは下りですので楽チン。スキー・スノボをした後のガクガクの足にはありがたい。
2つ目は外湯の「大湯」に隣接!野沢温泉には13ヶ所の外湯がありますが、「大湯」はその中でも1番湯屋建築が美しく人気があります。千歳館の内湯も入り、すぐ横の「大湯」も入り、なんて贅沢な温泉尽くしでしょう。
3つ目はお土産屋さんが立ち並ぶ野沢温泉街の中心部!千歳館を出るとすぐにフキヤ商店という野沢温泉街の中でも一番大きなお土産屋さんがあります。買って帰りたいお土産が目白押しなので買いすぎ注意!フキヤ商店の横にはオシャレなバーもあります。外湯巡りで火照った体にビールは最高です。 このように千歳館はとても便利な場所にあります。特に子供連れの場合、子供たちは歩く時間が長いとすぐにグズります。千歳館でしたらスキー場も外湯もお土産屋もすべてが近いのでオススメです。