FDAってどんな飛行機!?
FDA(フジドリームエアラインズ)は静岡県に本社を置く日本の航空会社です。世界第3位のシェアを誇るブラジルの旅客機会社「エンブラエル社」の機材で、最新鋭の小型ジェット機ERJ170/175シリーズを使用しています。
といってもあまりパッとイメージできませんよね!ここからは初めての方でも安心してご利用いただけるよう、機内の様子をご案内していきます!
機内の様子
FDAの飛行機は、小型ジェット機ながら同サイズの従来機に比べて通路の天井が高いのが特徴のひとつです。高さは2mで手荷物入れも余裕のある設計です。
全機体ともに通路を挟んで左右2列にレイアウトされています。席数は機材によって少し異なりますが、76席または84席です。また、全席レザーシートで座り心地も抜群です!
シートピッチを見てみましょう。座席間隔は約79㎝ということで、JALやANAの普通席と同じ広さです。LCCに乗られたことがある方は分かると思いますが、基本的に膝が前の座席に当たることが多いですよね。そんなLCCは一般的に約74㎝ですので、十分余裕がある座席間隔であると言えるでしょう。
地域色ある機内サービス
私が利用したのは神戸空港から松本空港行のフライトでした。その際に機内で配られたのはコチラ!
FDAは静岡の航空会社ということで、静岡県産茶葉を100%使用したハラダ製茶!地域色が出ていて、なんだかほっこりしました。そしてチョコレート菓子で有名なシャトレーゼのレーズンチョコがセットで付いてきます。
たった1時間のフライトでも、飲み物だけでなくチョコレートまで付いたサービスに感激です!
松本空港発のフライトは景色が格別!
長野県は飛騨山脈(北アルプス)・木曽山脈(中央アルプス)・赤石山脈(南アルプス)の全てが属す日本の屋根ともいえる山岳県でもあります。
麓からの景色も素晴らしいですが、飛行機から見る山々の景色は格別です!
この記事を書いている私が山好きというのもありますが、きっと共感していただけると思うのでご覧ください!(笑)
まずは誰もが知っている富士山。松本空港を離陸した後、お座席HまたはKの方は機体が旋回するまでの間見ることができます。旋回したあとはAとCのお座席の方が富士山を遠くに見ることができます。お写真だとなかなかお伝えしにくいのですが、肉眼では確かに富士山のシルエットが確認できました。
Kの座席に座っていた私は離陸後、旋回した後に素晴らしい景色を目の当たりにしました。中央の尖った山が北アルプスの王様「槍ヶ岳」です。飛行機からこの景色を見た時に、北アルプスの雄大さをとても感じました。
こちらは国際級スキーリゾートである白馬の山々です。この写真の一番左側の山が鹿島槍ヶ岳、その隣の高い山が五竜岳です。写真の右側の山が白馬三山となります。白馬はこのように非常に近い範囲で名峰が連なっており、スキー場間も近いことから白馬バレイとして世界に発信しています。
3,000m級の山々が連なる穂高連邦です。右側の北穂高岳や隣の涸沢岳にはすっかり雪景色でした。このレポートでは10月末の風景をご紹介していますが、冬になると一面銀世界でしょうね。想像するだけでもワクワクします!
そして最後に乗鞍岳です。剣ヶ峰は標高3,026m、既に積雪がありました。秋には紅葉が美しい乗鞍スカイラインや麓のMt.乗鞍スノーリゾートも確認できます。
あっという間に神戸空港へ
山の風景を楽しんでいるうちに、あっという間に神戸空港へ到着します。お忘れ物のないよう準備しましょう!
到着後、荷物を預けた方は受け取りに行きましょう!ほとんど待つことなくスムーズにレーンから荷物が流れてきました。お取り間違いのないように注意してくださいね!
様々なカラーバリエーションにワクワク
FDAは飛行機の色にも注目してください!カラフルな色合いがとても可愛いですよね。とても写真映えするので、各空港の展望デッキへ足を運ばせてみてください。見ていてとても楽しいですよ!