
妙高杉ノ原スキー場の麓、宿が立ち並ぶ杉野沢地区に日帰り温泉施設の苗名の湯があります。
夏は陸上の高地トレーニングも盛んなこの地は、「苗名滝」や「笹ヶ峰高原」へのトレッキングや登山のベースとしても利用され、雪深い冬には妙高杉ノ原スキー場としてスキーやスノボの宿泊として人気の場所です。
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館内へはまず入口で靴を脱いで下駄箱に入れることから始まります。ちょっと昔懐かしい感じの流れで、100円を入れて帰りに戻ってくるような紛らわしさもなく靴を入れたらカギをかけて各自で保管となります。
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下駄箱に靴を預けたら館内へと進みます。目的の温泉浴場は2階にあるようです。
因みに営業時間は10時から20時までなので、スキー場の営業が終わるまで滑ってゆっくり温泉に浸かって帰っても十分に間に合う時間ですね。ただし、水曜日が定休日になっているので注意です。
※営業時間や定休日は2019年9月時点での情報です。
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苗名の湯を利用するには、まずは入口にある券売機で館内を利用するための利用券を購入します。
- <入館料>
- 大人(中学生以上)
500円小学生300円
未就学児は無料
※タオル類はフェイスタオル200円、バスタオル500円で受付にて販売
(料金や物販情報は2019年9月時点です)
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階段を上がって2階の奥へ進むと浴場への入口があります。決して大きくはない入口でしたが中の脱衣場は意外と広かったのでちょっと驚きました。洗面台にはドライヤーもありました。

温泉施設、苗名の湯の温泉浴場へ。
温泉浴場へ進むとこちらも意外と広く10人ぐらいがゆっくりと浸かれそうな浴槽です。洗い場にはシャンプーとボディソープが備え付けであるのがありがたい。でも、シャンプーなど拘りがある方は持って行ってくださいね。
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苗名の湯は炭酸水素塩泉
温泉入浴施設「苗名の湯」で利用できる温泉は無色透明で低張性中性低温泉の炭酸水素塩温泉です。泉温は31℃で加水・加温を行っての利用となっています。
少しトロミのある炭酸水素塩温泉は湯上りにはだがしっとりすることから、美肌の湯としても知られます。また、カルシウムやマグネシウムイオンを含むことから傷の炎症を鎮めたり肌トラブルの改善に期待できる泉質でもあります。

苗名の湯の湯上り処①座敷
お風呂上りには水分補給をしながら少しクールダウンしながらゆっくりしたいものですね。そこで、グループやのんびり足を延ばしたい方にオススメなのが2階にある「休憩室」と書かれた座敷です。少しゆっくりしてから帰ることができます。
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苗名の湯の湯上り処②ソファー席
もう一つの休憩場所は2階のロビーにあるソファー席。数は少ないので譲り合ってお使いください。写真手前の席、1ヵ所囲炉裏になった席もありました。
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ロビーに囲炉裏
囲炉裏はレプリカなので雰囲気だけをお楽しみください。何となくグループで囲炉裏を囲んで話をしている雰囲気だけでも旅の雰囲気が出て良いですね。
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苗名の湯のロビーには色々な自動販売機が。
湯上りと言ったらこれ、コーヒー牛乳や牛乳の定番にアイスやコーヒーも。もちろんお茶やジュースの通常の自動販売機もありますよ。

苗名の湯では温泉饅頭も販売していました。1個90円で皮は茶色が黒砂糖、白色は白砂糖で異なりますが、中身はどちらもこしあんでした。スキーやスノボで疲れた体には甘いモノも良いですね。