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日本の滝百選に選ばれたすごい滝がここにあり!
今回は新潟県と長野県の境にある、苗名滝(ナエナタキ)を紹介します。
ここへは、妙高高原ICから車で約15分、または、妙高高原駅からはバスで約20分、杉野沢温泉から周遊バスに乗り継いで約10分で訪れることができます。早速自然散策に向かってみます。
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苗名滝散策ルート
ここが苗名滝への散策ルートの入り口です。実は苗名滝は日本の滝百選にも選ばれている名所なんです。入り口から滝までは徒歩約15分!少し険しい道があるので、のんびりと歩くにはもう少し時間がかかるかもしれません。
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散策ルートに入ってすぐ、最初に見えてきたのは吊り橋です。少し揺れるので若干のスリルをお楽しみ下さい。
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そこから見えるのがこの関川1号砂防えん提です。ここは平成7年に梅雨前線の影響により、上流から下流に大量の土砂が流れ出し、吊り橋や遊歩道などが被害を受けたそうです。さらなる土砂災害を防止するために、砂防えん提が作られました。
この関川1号砂防えん提は長さが約118mとかなり見上げる高さ。この日は前日までの雨で水量が多く、迫力のある光景でした。
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吊り橋を渡り階段を登ります。この階段がなかなかキツイ!ここが散策ルートの中での1番の難所かもしれません。階段をクリアすると、自然豊かな道が登場します。マイナスイオンをたっぷり浴びながら滝への道を進んでいきます。
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散策ルートの中間で、何かの案内板を発見。よく見てみると、そこには江戸時代を代表する俳諧師、小林一茶の名前がありました。
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実は小林一茶は長野県信濃町で産まれ、20歳で俳句の道を目指したそうです。案内板のすぐ隣には俳句が岩に彫られてあり、小林一茶が苗名滝を眺め、感動を歌った句と言われているそうです。
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スリル満点の吊り橋
ようやく、滝のそばまでやってきました。滝までは少し細い吊り橋を渡ります!最初の吊り橋より細く、ゆっくり渡っても少々揺れますのでご注意ください(笑)
橋の上からは綺麗に滝を眺めることができます。「ゴー、ゴー」とすごい音をたてながら流れ落ちる滝は迫力満点、生き物のようにうなりをあげて豪快に流れていきます。もう少し滝に近づいてみます。
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とうちゃーく!
ここが目的地点です。先程の吊り橋よりもだいぶ距離が近くなり迫力アップ!撮影スポットに最適の場所です。私も記念にパシャ!苗名滝との2ショット撮っちゃいました(笑)
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疲れた体に最適休憩スポット
苗名滝の散策が終わり駐車場まで戻ってきたら、一息、休憩してはいかがでしょうか!「少し甘いものが食べたいな~」と探していると、近くのカフェglandさんに、濃厚ソフトクリームの文字が!これは食べるしかない(笑)
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さっそくソフトクリームを購入!上にかかっているソースは自家製でレジ横に置いてあるのでお好みでトッピングできます。今回はイチゴ味をチョイス。ソフトクリームの濃厚なミルクにイチゴの程よい酸味がよく合います。
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カフェglandの隣にある、お食事処苗名滝苑では川で取れたマスを使った料理や本格的に竹を使った流しそうめんや、回しそうめんなど夏のならではのメニューも頂くことができます。
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苗名滝はいかがでしたでしょうか。夏場はとても涼しく、変化する木々や水の自然がたっぷりと感じられる過ごしやすい場所です。マイナスイオンをしっかり浴びて日々の疲れを癒されてみてはいかがでしょうか。