700年以上の歴史を持つ歴史ある温泉街
野沢温泉は奈良時代に高僧行基によって発見されたとされる長い歴史を持つ温泉地です。
源泉を引いた温泉宿のほか、温泉街に点在する13か所の外湯と呼ばれる共同浴場があり気軽に温泉めぐりが楽しめます。
スキーツアー以外にも楽しめますよ。ゲレンデでたっぷり滑った後はぜひ散策に出かけましょう。
楽しいお土産屋巡り
野沢温泉は人気の観光地ということもあり、多くの土産物屋やカフェが軒を連ねています。外湯めぐりをしながらお土産探しや食べ歩きをしてみるのも温泉街の醍醐味です。
創業100年の老舗「フキヤ商店」
メインストリートの大湯通りにある老舗の土産店「フキヤ商店」では名産の野沢菜漬や「鳩車」など民芸品など品揃えが豊富です。また、冬季限定で販売されている「バナナロール」も30年続くこの店の名物です。
温泉まんぢう
フキヤ商店でぜひ食べてもらいたいのが、名物の「温泉まんぢう」です。自家製のこしあんがたっぷり入っています。
店先にある蒸し器の湯気と甘い香りに誘われて思わずパクリ。出来たての饅頭はほかほかで素朴な甘さがたまりません。フキヤ商店の他にも温泉饅頭はいろいろなお土産屋さんで手作りされているので、外湯めぐりや散策を楽しみながら食べ比べをしてみるのもおすすめです。
麻釜通り
大湯通りから少し足を延ばして、「麻釜通り」へ。こちらにも様々な外湯とお土産屋さんが点在している趣のある通りです。
源泉「麻釜」のすぐそばに店を構える「黄金屋物産店」では自家製の山菜漬や野沢菜漬が買えるほか、麻釜で茹でられた温泉卵やトウモロコシなどが店内で食べられます。
ミニ温泉広場湯らり
麻釜から坂を上がった場所にある「ミニ温泉広場湯らり」では足湯が楽しめるほか、お土産屋さんで売られている生卵を持っていって釜で茹でることも出来ます。卵が茹で上がるのを待ちながら、温泉街を眺めながら入る足湯は旅情に浸るのにもってこいです。
シュナイダー広場
最後にご紹介するのは野沢温泉観光協会に隣接する「シュナイダー広場」です。ここには1930年にオーストリアから来日し日本のスキー技術の向上に大きく貢献した「ハンネス・シュナイダー」の記念碑が展示されています。現在でも彼が模範的滑走を行った野沢温泉スキー場の急斜面は「シュナイダー・スロープ」と名付けられ、多くのスキーヤーに親しまれています。散策の際にぜひこちらにも訪れて野沢の歴史に思いを馳せてみてください。
今回は野沢温泉街をご紹介いたしました。 スキー・スノボツアーで野沢温泉を訪れた際は、思いっきりゲレンデを楽しんだあと、お土産を探しや食べ歩きをしながら、ゆっくりと散策ぜひ楽しんでみてください。