2024年4月にリニューアルオープンした「湯の駅ぽんぽこ」
信州中野駅から車で約12分、竜王スキーパークからは車で約30分の場所にある「湯の駅ぽんぽこ」は2024年4月にリニューアルオープンした温泉施設です。信州中野の市街地を見渡せる露天風呂と湯上りテラスは四季で変化する絶景。入口ではその名の通りたぬきがお出迎えしてくれます。
冬はチェーン装着がおすすめ、手前の坂道
湯の駅ぽんぽこは、山を少し上がった場所から市街地を見下ろすような場所に建つため、急な坂道を5分程上っての到着。特に冬はスタッドレスの2輪駆動車では厳しい道のりかもしれません。写真では急こう配が分かりにくいかもしれませんが、冬のゲレンデを100ヶ所以上車で行った私が思うところではチェーン必須です。特に下りの帰り道は危険です。冬にお出かけの際は十分にご注意ください。
駐車場は110台、たまにバスも発着
店内は広間に4人掛けの机が6卓、最大24名ほどのスペースです。
「湯の駅ぽんぽこ」まで到着すれば110台の広い無料駐車場があるのでここに駐車します。写真中央に見えるバス停は、信州中野駅から市街地を通るふれあいバスのバス停です。1日数便で乗降場所も周辺に限られますが、マイカー以外の交通手段としてご利用いただけます。
入口の券売機で入浴券を購入して、下駄箱に靴を入れて館内へ。券売機は現金専用でしたが有人カウンターでは各種クレジットカードや携帯決済などもご利用いただけます。
受付からは平屋造りながら、奥へと続く廊下を進むと浴場への入口が見えてきます。
ぽんぽこの湯は内湯と露天風呂で無色透明の低張性アルカリ性高温泉の間山温泉を楽しむことができます。また、室内サウナと水風呂も併設されていて温泉と合わせて楽しむことができます。
信州中野の市街地や北信五岳が眺められる露天風呂
内湯から繋がった露天風呂は中野市街を眼下に眺めながらその先には善光寺平や、妙高山や斑尾山といった北信五岳(ほくしんごがく)が一望できます。
温泉入口の成分表には、源泉43.7度で加水・加温の施設情報が確認できます。
それによると適応症は、筋肉痛若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばりや軽症高血圧などの記載が確認できます。
サウナの後は水風呂や自然の外気浴で
こちらは人気のサウナ。98度のサウナには入口前のマットをもって入り、出てすぐ横には水風呂が待ち構えています。そのまま隣の露天風呂へ進むと椅子が置いてあるので外気浴を楽しむこともできます。
温泉やサウナを楽しんだ後は、敷いてあるマットで横になったりマッサージチェアを楽しめる「お休み処」が利用できます。広い座敷の入口には「寝過ぎ注意!!」の看板もあるぐらい、快適な時間が想像できます。
お休み処の前には、お風呂屋さんの定番!コーヒー牛乳やフルーツ牛乳の瓶が販売されています。1本150円、以前に比べると高くなった気がしますがこれも時代の流れとして諦めてついつい買ってしまいますね。
広い座敷で食事も楽しめる
ぽんぽこの湯には、広い座敷にイスとテーブルが設置された食事処があります。
メニューはそんなに多くありませんが、カレーや定食と名物の蕎麦が注文できます。
人気は揚げたての天ぷらがセットになった、天婦羅そば1,200円。
メニューが決まったらこちらの注文カウンターで口頭で伝えてお会計、呼出ベルを受け取って席で待ちます。お支払いは現金の他にクレジットカードやPayPayなどの携帯決済も利用できました。
揚げたての天ぷら付き!人気の天婦羅そば
呼出ベルが鳴ると配膳口に受取りに行きます。横にある水やお茶もセルフサービスで入れたら席へ。今回は人気の天婦羅そば(温)を注文しました。
天婦羅はエビの他に地元野菜の天ぷらが2種類付いていました。この日の野菜は舞茸とズッキーニで舞茸は一口では食べられない大きさでボリュームもありました。
食事が終わったらこちらの返却口へセルフサービス。
奥に厨房が見えていて、天ぷらを揚げたり調理している様子が見えます。
絶景の湯上りテラスでリラックス
食事やくつろぎの時間は、座敷から外に出た「湯上りテラス」でも楽しむことができます。
こちらも露天風呂同様に、信州中野の市街地や北信五岳(ほくしんごがく)の眺望が楽しめます。
※施設情報や料金は2024年6月時点での情報です。