そのお手入れ大丈夫?スノーボードを長く使うためのお手入れ方法

  • 公開日:2016.06.05
  • 更新日:2024.01.16
ブラッシング

スノーボードの道具で一番値段が高いのが板です。
決して安くない板ですから、できるだけ長く良い状態で使えるように、きちんとお手入れしておきたいものです。
使ったら使いっぱなしが一番板に良くありません。
板のお手入れは日常的なものとシーズンオフの際の2種類あります。
より長く使うためにしっかりその方法をマスターして実践してみましょう!

確認

スノーボードに行く前のお手入れ

板は滑走性が大切です。
そのためスノーボードに行く前にきちんと確認しておきたい部分があります。
雪面にあたる面は「ソール」と呼ばれています。
新品の板にはワックスが塗られているのですが、ゲレンデを滑ることでワックスが剥がれてしまいます。
ワックスが剥がれてしまうと、どうしても滑りにくくなりますから、スノーボードに行く前にワックスを塗りましょう。
ワックスは本格的なホットワックスもありますが、行く前のお手入れで使用するなら簡易的なスプレーワックスで充分です。
ただ、スプレーワックスはすぐに剥がれてしまう傾向がありますので、毎回行うことをオススメします。

アイロン

スノーボードから帰って来た後のお手入れ

スノーボードから帰ってきたら、板の水分や汚れをタオルなどで拭き取りましょう。
綺麗に水分を拭き取ったら「ソール」にえぐれた部分はないか、「エッジ」が曲がっていないかチェックしましょう。
もしそういった事があれば購入したお店や、専門店などに板を持って行き修理してもらいましょう。
上級者になると、ソールのえぐれやエッジの曲がりを直せるようになりますが、初心者では結構難しいのでプロにお任せしてしまった方が良いでしょう。
次にスノーボードに行く予定があるのであれば、今度は簡易ワックスではなく「ホットワックス」を施しましょう。
ホットワックス専用のワックスと板用のアイロンを使用します。
ホットワックスはソールの奥までしっかりとワックスが浸透するので、手間は掛りますが、一度施せばしばらくその効果が持続します。

お手入れ道具

シーズンオフのお手入れ

シーズンオフの板のお手入れは専門店にお願いするか、自分で行うかを決めることから始めましょう。
ここでは自分で行うお手入れ方法を説明して行きます。
まずは板の汚れを落とすための「スクレーパー」やブラシを用意します。
スクレーパーは汚れを削って行く道具です。
それらで汚れを取り除きます。それでも落ちない場合はクリーナーを使用すると良いでしょう。
汚れを取り除いたら、今度はホットワックスをソール部分に満遍なく施しましょう。
ソールの酸化防止のためには欠かせない大切な作業です。
エッジ部分に歪みや曲がりがある場合は専門店で修理してもらいましょう。
エッジに歪みや曲がりがない場合は、錆びないように、しっかりと水分を除去しておきましょう。
保管は室内で直接日光が当たらない場所が良いでしょう。

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SNOWCOMI

スノコミ 編集部

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