日帰りスキーは現地での滞在時間を多くして、おもいっきり滑りたいと思いませんか?そこで有効活用してほしいのが、新幹線で行くスキープランです。自動車では高速道路を利用して2~3時間かかるスキー場も、新幹線なら半分の時間で到着します。往復の新幹線とリフト券がセットになったJR日帰りスキーを利用すれば、大変お得な価格でスキー・スノーボードを楽しむことできます。もちろん宿泊もセットになった1泊2日や2泊3日の旅行もおすすめ!往復時間を短縮して帰路は新幹線の車内でゆっくり休んで帰るというのも可能になるのが新幹線プランのうれしいところです。そんな日帰りスキー新幹線プランにぴったりなスキー場を紹介していきます。
INDEX
- 1 1.舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)
- 2 2.GALA湯沢スキー場(新潟県)
- 3 3.神立スノーリゾート(新潟県)
- 4 4.苗場スキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町)
- 5 5.湯沢高原スキー場(新潟県)
- 6 6.湯沢中里スキー場(新潟県)
- 7 7.軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
- 8 8.竜王スキーパーク(長野県下高井郡山ノ内町)
- 9 9.野沢温泉スキー場(長野県下高井郡野沢温泉村豊郷)
- 10 10.上越国際スキー場(新潟県南魚沼市樺野沢)
- 11 11.石打丸山スキー場(新潟県南魚沼市石打)
- 12 12.斑尾高原スキー場(長野県飯山市斑尾高原)
- 13 13.戸狩温泉スキー場(長野県飯山市豊田)
- 14 14.岩原スキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町土樽)

1.舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)
全26コース、最長滑走距離6,000mのスキー場は舞子、長峰、奥添地の3つのエリアに分かれています。舞子エリアは、初心者向けのワイドな緩斜面が中心で、ファミリーやスキー・スノーボードデビューに最適です。長峰エリアは、中級者向けのコースが充実しており、スピード感のある滑りが楽しめます。奥添地エリアは、非圧雪ゾーンやコブ斜面など、上級者向けのコースが豊富で、パウダースノーを存分に満喫できます。
日帰りの利用施設としては「日帰りスキーセンター」が予約なしで利用できます。館内には、レンタル、更衣室・ロッカー、無料休憩室、託児所、スクール受付、レストラン、スキーやスノボアイテムが揃うショップなど必要なものがひと通り揃い迷うことなく時間も短縮して快適に過ごせます。そして、準備が整ったら日帰りスキーセンター2階からゴンドラに乗って一気に山頂にアクセスできます。頂上からも初級者向きのロングコースがあるので、初級者の方も頂上の景色を楽しむことができます。
舞子スノーリゾートまでのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から上越新幹線の「とき」や「たにがわ」に乗車して1時間程でJR越後湯沢駅に到着。越後湯沢駅東口から無料シャトルバスに乗って30分ほどで、日帰りスキーセンター到着です。旅館や民宿が並ぶスキー場入口付近で降りる場合は、途中の「レンタルかどや前」で降車が便利。宿泊施設によっては、離れた場所になる場合もあるので事前に降車場所や歩く時間は確認しておいてください。

2.GALA湯沢スキー場(新潟県)
JR上越新幹線ガーラ湯沢駅に直結している、駅とセンターハウスが一体化した国内でも珍しいアクセス抜群のスキー場です。改札を出ると目の前にリフト券売り場が並び、まるでゴンドラへの乗り継ぎをするようにスキー場へと足を踏み入れます。改札階にはレンタルや更衣室・ロッカーがありゲレンデに出る準備を整えると上の階のゴンドラ乗り場へと進みます。滑り終わったら館内にある温泉や無料休憩スペースを利用して帰る準備もここでOK。スキーやスノボの板を宅配便で発送できるスペースもあるので手ぶらで帰宅も可能です。
GALA湯沢スキー場のコース数は16コース、最長滑走距離は2,500mでバリエーション豊かなゲレンデが広がり、初級者から上級者までレベルに合わせた滑りが楽しめます。山頂から一気に滑り降りるダウンヒルコース「ファルコン」は、谷川連峰の雄大な景色を眺めながらの爽快な滑走が魅力です。
ゲレンデは、中央・北・南の3つのエリアに分かれています。中央エリアは、ゴンドラ山頂駅を中心に広がるメインエリアで、初心者向けの緩やかなコースから中上級者向けのコースまでバランスよく配置されています。北エリアは、幅の広いコースが多く、初中級者の練習に最適です。一方、南エリアは上級者向けの非圧雪コースや、コブ斜面など、テクニックを試したい上級者向けのコースが充実しています。
さらに、GALA湯沢は、湯沢高原スキー場、石打丸山スキー場と繋がっており、「湯沢スノーリンク」として3つのスキー場を共通リフト券で楽しむことができます。これにより、総コース数48本、総滑走距離20kmを超える広大なエリアを自由に巡ることができ、一日では遊びきれないほどのスケールを体験できます。
GALA湯沢駅までのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から上越新幹線の「とき」や「たにがわ」に乗車してGALA湯沢スキー場駅まで直通で行く便と、越後湯沢駅で普通列車に乗り継いで一駅の2パターンがあります。冬季限定の直通新幹線の場合は東京から最短で66分でJR越後湯沢駅に到着。
3.神立スノーリゾート(新潟県)
バラエティに富んだ全16コース、最長滑走距離は3,500mのゲレンデは、平均斜度が緩やかなため初心者でもロングランを楽しめるのが魅力です。メインコースの「ポルックス」は、見通しの良いワイドな緩斜面で、初心者やファミリーに最適です。上級者向けのコースも充実しており、最大斜度45度の「オリオン」や、コブが楽しめる「ヘラクレス」、非圧雪のパウダーコースなど、様々な難易度のコースが用意されています。さらに、週末は「ほぼオールナイター」で朝4時まで営業しており、夜間も存分に滑りを楽しむことができます。ゲレンデベースには大浴場やサウナを備えた温浴施設「神の湯」もあり、滑った後の疲れを癒すことができます。
神立スノーリゾートまでのアクセス
日帰りスキーに便利な神立スノーリゾートは、東京から上越新幹線の「とき」や「たにがわ」で約1時間、JR越後湯沢駅西口の「神立STATION」から無料シャトルバスで約7分で到着します。

4.苗場スキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町)
苗場プリンスホテル目の前に広がるスキー場で、幅広い層をカバーするコースバリエーションが人気のスキー場です。全24コース、最長滑走距離4,000mのゲレンデは緩やかな斜面が続く初心者向けのコースから、最大斜度32度の上級者向け「大斜面」まで幅広く楽しめます。
かぐらスキー場との共通リフト券でMt.Naebaを滑るなら日本最長の「ドラゴンドラ」を利用して、総滑走距離は20kmにも及ぶさらに広大なゲレンデを滑ることもオススメです。
苗場スキー場までのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から上越新幹線の「とき」や「たにがわ」に乗車して1時間程でJR越後湯沢駅に到着。駅からのバスは2種類。
1つ目は「苗場プリンスホテル宿泊者専用無料シャトルバス」です。苗場プリンスホテルに宿泊される方は越後湯沢駅東口の専用バス乗り場からはバスに乗り40分ほどで苗場に到着です。ただし、利用日の2日前までにWEBでの事前予約が必要になるのでご注意ください。
2つ目は路線バスを利用する方法です。同じく越後湯沢駅の東口のバス停からの乗車になりますが、路線バスのため有料でどなたでも利用でき予約不要です。ただし、1時間に1~2便程度の運行のため新幹線との接続を事前に確認することをおすすめします。

5.湯沢高原スキー場(新潟県)
越後湯沢駅から一番近いスキー場がこちら!越後湯沢駅西口から徒歩8分で湯沢高原スキー場のロープウェイ乗り場というアクセスの良さです。世界最大級の166人乗りロープウェイで山頂へ上がり、標高1,000mの絶景を眺めながら滑走を楽しむことができます。
コース数は8本とコンパクトながら、最長滑走距離は5,000mと、ロングランを楽しめるのが特徴です。山頂の高原エリアは、緩やかなパノラマコースが中心で、初心者やファミリーに最適です。そこから、最大斜度28度の「青いケシコース」や、未圧雪ゾーンのある「キスゲコース」など、中上級者向けのコースに挑戦することもできます。山頂から麓までを一気に滑り降りるダウンヒルコース「コマクサコース」は、滑りごたえ抜群です。
また、湯沢高原スキー場の大きな魅力は、GALA湯沢と石打丸山スキー場を繋ぐ「湯沢スノーリンク」です。この3つのスキー場を1枚の共通リフト券で自由に往来することができ、総面積は広大で、全48コース、高低差900m、南北5,000mに広がる壮大なエリアでの滑走が可能です。
湯沢高原スキー場までのアクセス
関東在住のスキーヤー・スノーボーダーにおなじみの上越新幹線「とき」や「たにがわ」に乗車して約1時間でJR越後湯沢駅に到着。越後湯沢駅の西口を出て右手に新幹線の線路を見ながら徒歩約8分で湯沢高原スキー場のロープウェイ乗り場です。駅からのシャトルバスも運行しているので体力を温存したい方や荷物が多い方は、シャトルバスの利用もおすすめです。

6.湯沢中里スキー場(新潟県)
子どもも飽きずに雪遊びが出来て、上級者から初級者まで幅広く楽しめるスキー場です。JR上越線越後中里駅に直結しているという、電車でのアクセスが非常に便利な駅直結型スキー場です。駅のホームから直接ゲレンデへ出ることができ、駅舎には無料の休憩所や更衣室・ロッカー、レンタルやレストランも備わっていて、到着からの準備がコンパクトに分かりやすく利用できるのが大きな魅力です。
コース数は16コースで、最長滑走距離は2,000m。コース構成は、初級40%、中級30%、上級30%とバランスが良く、幅広いレベルのスキーヤー・スノーボーダーが楽しめます。上級者向けのコースでは、最大斜度32度の「ジャイアントコース」や、非圧雪のパウダースノーを楽しめるコースもあります。さらに、スキー場内には、かつて活躍したブルートレインの車両が無料の休憩所として利用されており、その前にあるキッズパークでは雪遊びエリアが充実。ソリやスノーチュービングが楽しめます。
湯沢中里スキー場までのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から上越新幹線の「とき」や「たにがわ」に乗車して1時間程でJR越後湯沢駅に到着。越後湯沢駅西口から無料送迎バスで約15分または、越後湯沢駅から在来線に乗り継ぎ訳10分で越後中里駅。

7.軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
晴天率が90%と高く、雄大な浅間山を望む絶景の中で滑走を楽しめる軽井沢プリンスホテルスキー場は、新幹線軽井沢駅からシャトルバスで約1分。軽井沢プリンスホテルにも併設されたスキー場は全16コース、最長滑走距離は1,200mとコンパクトながら、効率よく滑りを楽しむことができます。特徴としては、初級者向けの広々とした緩斜面コースが充実しており、特に「プリンスゲレンデ」は、なだらかな斜面で初心者やスキー・スノーボードデビューに最適です。また、中級者向けには緩急のある「パラレル」や「ファミリーコース」など、上級者向けには最大斜度25度の「パノラマ」や「テクニカルコース」などがあり、レベルに合わせてテクニックを試すことができます。
また、軽井沢駅前に拡がる大型ショッピングモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」では、アフタースキーやスキーやスノボをされない同行者がショッピングプラザでお買い物も楽しめます。
軽井沢プリンスホテルスキー場までのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から北陸新幹線「あさま」「はくたか」に乗車すると、約1時間で軽井沢駅に到着します。軽井沢駅南口から軽井沢プリンスホテルスキー場行の無料シャトルバスで約3分、徒歩では約12分でスキー場入口に到着します。

8.竜王スキーパーク(長野県下高井郡山ノ内町)
竜王スキーパークは、世界最大級の166人乗りロープウェイで一気に山頂まで上がることができます。標高1,930mの山頂エリアからは、雲海や北アルプスを望む絶景が広がり山頂エリアのSORA terrace caféではSORA珈琲や雲海パイ包みスープなどオリジナルメニューが楽しめます。
コース数は18本、最長滑走距離6,000mのロングランコースは山頂から麓まで一気に滑り降りるコースのため途中、最大斜度36度を誇る「木落しコース」を含むのでエキスパートのみが滑走可能なコース。
ゲレンデは、山頂の「スカイランドエリア」、中腹の「木落としエリア」、山麓の「バレーエリア」の3つのエリアに分かれています。スカイランドエリアは、広々とした緩やかな斜面が中心で、初心者やファミリーが絶景を楽しみながら滑ることができます。
バレーエリアはワイドなバーンの初心者コースや、中級者向けのコースが充実しており、レベルアップを目指す人にも適しています。このように、竜王スキーパークは、絶景とロングラン、そして上級者向けのパウダーコースと、様々な魅力が詰まったスキー場です。
竜王スキーパークまでのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から北陸新幹線の「たにがわ」を利用して約110分でJR飯山駅に到着、飯山駅斑尾口から竜王スキーパーク行のシャトルバス(有料/事前予約制)に乗車して約35分で竜王スキーパークに到着(1月平日と3月中旬以降は設定除外日があるので注意)

9.野沢温泉スキー場(長野県下高井郡野沢温泉村豊郷)
広大な敷地に、全44コースが広がり、最長滑走距離が10,000mと国内トップクラスのロングランを楽しめるスキー場です。標高1,650mの毛無山山頂から、温泉街まで一気に滑り降りる爽快感は格別です。
コースは、広大な山頂エリア「やまびこゲレンデ」をはじめ、初級者向けのなだらかな「パラダイスゲレンデ」や「上ノ平ゲレンデ」、そして上級者向けの急斜面や非圧雪コースなど、非常にバラエティ豊かです。特に「チャレンジ39°のカベ」は、最大斜度39度という名物の急斜面で、腕自慢の上級者が挑むことで知られています。
また、非圧雪のパウダースノーを楽しめるコースや、地形を活かしたツリーランコースも豊富で、極上の雪質を求める人にも人気です。スキー・スノーボードを楽しんだ後は、温泉街に点在する13の外湯(共同浴場)を堪能し、歴史ある温泉情緒に浸ることができるのも、野沢温泉スキー場ならではの大きな魅力です。
野沢温泉スキー場までのアクセス
東京駅・上野駅・大宮駅から北陸新幹線の「たにがわ」を利用して約110分でJR飯山駅に到着、JR飯山駅の正面口(千曲川口)から路線バスまたは野沢温泉ライナーで約20分。バスはいずれも駅前に設置された券売機で乗車券を購入するため予約は不要です。

10.上越国際スキー場(新潟県南魚沼市樺野沢)
JR上越国際スキー場前駅に駅直結のスキー場で、電車でのアクセスが非常に便利な大規模スキー場です。東京ドーム約214個分という広大な敷地には、全22コース、最長滑走距離は6,000mのロングコースが広がります。ゲレンデは、ホテルグリーンプラザ上越を中心に、「マザーゾーン」「パノラマゾーン」「アネックスゾーン」「アクティブゾーン」の4つのエリアに分かれており、それぞれ異なる特色を持っています。
マザーゾーンは、広々とした緩斜面が中心で、特に初心者やファミリー向けです。パノラマゾーンは、山頂からの絶景を楽しめる開放的なコースが特徴で、ロングランに最適です。アネックスゾーンは、中級者向けのコースが充実しており、練習にも適しています。アクティブゾーンは、上級者向けの急斜面やコブコース、モーグルコースなどが揃っており、腕自慢のスキーヤー・スノーボーダーに人気です。
また、キッズパラダイスやキッズ専用ゲレンデ、ソリランドなど、子供向けの施設も充実しており、家族でのスキー旅行にも人気。
上越国際スキー場までのアクセス
JR越後湯沢駅からスキー場までのアクセス方法は2種類。
ホテルグリーンプラザ上越に宿泊の場合
宿泊者専用無料送迎バスが越後湯沢駅東口の広域観光駐車場から出ています。料金は無料ですが送迎バス予約サイトから事前予約が必要です。
上越国際スキー場前駅まで公共交通機関を利用の場合
越後湯沢駅から在来線に乗り換え3駅、約13分で「上越国際スキー場前駅」です。上越国際スキー場前駅からセンターハウスにもなっているホテルグリーンプラザ上越までは無料送迎バスで約10分(予約不要)

11.石打丸山スキー場(新潟県南魚沼市石打)
全23コース、最長滑走距離4,000mの壮大なスケールのスキー場は、ワイドな緩斜面から、テクニックが試される急斜面まで非常にバラエティ豊かです。特に、中上級者向けのコースが充実しており、コブ斜面や非圧雪コースも豊富です。スキー場の上部には、広々とした緩やかな「ハツカ石ゲレンデ」があり、初心者やファミリーが安心して練習できます。
また、石打丸山スキー場の大きな魅力の一つが、パークの充実度です。国内最大級のスノーパーク「THE PARKS」があり、ビギナーからプロまで楽しめる様々なアイテムが設置されています。ハーフパイプ、キッカー、レール、ボックスなど、多彩なアイテムが揃っており、ジブやエアの練習に最適です。
さらに、湯沢高原スキー場、GALA湯沢スキー場と繋がっており、「湯沢スノーリンク」として3つのスキー場を自由に行き来することができる共通リフト券もあります。
石打丸山スキー場までのアクセス
JR越後湯沢駅東口バスロータリーから、冬季営業期間中は予約不要の無料シャトルバスが毎日運行。このスキー場直行便以外に、NASPA・湯沢高原・GALA湯沢・石打丸山の4つのスキー場で運行する「ブルーラインコース」「オレンジラインコース」の有料シャトルバスがスキー場間の移動や駅からスキー場までのアクセスに利用できる。

12.斑尾高原スキー場(長野県飯山市斑尾高原)
斑尾高原スキー場は、長野県と新潟県の県境に位置し、良質な天然雪のパウダースノーで知られるスキー場です。地形を巧みに利用した多彩なコースが特徴で、「ツリーランの聖地」として、特に上級者やパウダーファンに人気が高いです。
コース数は全31コースで、最長滑走距離は2,500m。コースの構成は初級30%、中級40%、上級30%とバランスが取れていますが、その中でも特徴的なのが、日本最大級のツリーランコースです。積雪があれば、コースの大部分でツリーランが可能になり、深いパウダースノーの中を木々の間を縫って滑る、非日常的な体験ができます。
ツリーラン以外にも、モーグルバーンや、初心者から楽しめる緩やかなワイドバーン、ファミリー向けのコースなど、様々なコースが揃っています。特にファミリー向けの「スカイビューコース」は、雄大な景色を眺めながら滑走を楽しむことができます。
また、隣接するタングラムスキーサーカスと共通リフト券で往来が可能で、総面積はさらに広がり、より多様なコースを滑ることができます。
斑尾高原スキー場までのアクセス
北陸新幹線のJR飯山駅の正面口(千曲川口)を出てすぐのバス停から、路線バスかコミュニティバスで約30分。駅の出口の券売機で乗車券を購入しての乗車になり事前予約は不要。北陸新幹線は金沢方面からの出発と東京方面からの出発の上下線にそれぞれ接続しているため安心です。

13.戸狩温泉スキー場(長野県飯山市豊田)
全13コース、最長滑走距離は2,500mのスキー場は、初心者向けの「とん平ゲレンデ」と、中上級者向けの「ペガサスゲレンデ」の2つのエリアを中心にコースが広がっています。ペガサスゲレンデでは非圧雪のツリーランや本格的なモーグルやポールの練習など上級者が楽しめるコース、その麓では食事ができるレストハウスやキッズルーム、更に麓に降りると日帰り温泉施設「暁の湯」と施設も充実。
戸狩温泉スキー場までのアクセス
北陸新幹線のJR飯山駅の正面口(千曲川口)から路線バス約25分で戸狩温泉スキー場前バス停に到着。そこはペガサスゲレンデの麓でレンタルや更衣室の施設が入る「とがりん家」の目の前。さらにその裏手には日帰り温泉施設の「暁の湯」が見えており、日帰りでの利用にも便利です。

14.岩原スキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町土樽)
岩原スキー場は、新潟県南魚沼郡湯沢町に位置し、関越自動車道湯沢ICから車で約4分、新幹線越後湯沢駅からシャトルバスで約10分という、アクセスが非常に便利なスキー場です。初心者から上級者まで楽しめる全20コースが広がり、最長滑走距離は4,000mと、壮大なスケールで滑走を満喫できます。
コースの最大の特徴は、最大幅200mを誇る名物の「ワイドバーン」です。この扇状に広がる広々とした緩斜面は、初心者やファミリーが安心して練習するのに最適で、見通しが良く、のびのびと滑ることができます。
コース構成は初級40%、中級40%、上級20%とバランスが良く、レベルアップを目指す中級者にも優しい設計です。上級者向けには、最大斜度35度の「ジャイアントコース」など、テクニックを試せるコースも用意されています。
また、ファミリー向けの施設が充実しているのも魅力です。キッズパラダイスやスクール専用のレッスンコートが完備されており、お子様連れや初心者でも安心して楽しむことができます。さらに、ゲレンデ内に建つゲレンデベースのリゾートセンター2には日帰り温泉施設「いわっぱらの湯」があり、滑り疲れた体を癒すことができます。ナイター営業も行っており、夜間も美しいライトアップの中で滑走を楽しめます。
岩原スキー場までのアクセス
JR越後湯沢駅東口から商店街方向に進み横断歩道を渡ったバスロータリーの向かい側に岩原行きのシャトルバス乗り場があります。岩原スキー場の麓にあるリゾートセンター1までは約10分、中腹のリゾートセンター2までは約15分です。

日帰りスキーに行くなら、新幹線が特におすすめです。滞在時間を少しでも多く確保したい日帰りスキー。どうしても往復のアクセス時間を短くするしかありません。特に土日祝日の高速道路は大渋滞が予想され、スキーで疲れた体にはかなり堪えるでしょう。一方で、新幹線は指定席予約さえ取ってしまえば、座席で寝ているうちに現地に到着できます。リフト券とセットでお得な日帰りプランや宿泊もセットになった宿泊プランをぜひご利用ください。