スノボやスキーの板を購入するにあたり、シーズンオフのときの保管について心配する方は多いでしょう。
どう保管したらいいのか分から
ず、購入までのハードルが高いと感じるかと思います。 しかし、正しい保管法を知っておけば、安心してスキー板、スノボ板を購入できるでしょう。
今回は、シーズンオフのスノボ・スキー板の保管方法について解説します。
購入を躊躇っている人や、これまできちんとメンテナンスについて考える時間がなかった方は、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
スノボ・スキーのセルフメンテナンス法
早速、スノボ・スキー板のセルフメンテナンス法を紹介します。
ただし、大きな傷がついていれば補修が必要になるので、その場合はまずショップに相談してみましょう。
1.ビンディングは必ず外すor固定する
スノボの場合、スノボと足とを固定するためのビンディングは必ず外しておきましょう。付けたままにしておくと、板が曲がってしまったりネジ部分が錆びついてしまったりする恐れがあります。
スキーの場合、ビンディングを太目の輪ゴムやバンドで固定しておくのがよいでしょう。保管中や移動中の振動が加わることによる緩みや傷を防げます。
2.汚れを取る
水で濡らしたタオルやキッチンペーパーなどを使い、表面の汚れを取り除きます。特に洗剤を使わずとも、セルフメンテナンスであれば水での洗い流しで問題ありません。どうしても落ちない頑固な汚れがある場合のみ、専用のクリーナーやブラシを使います。洗ったあとは水分をしっかりふき取り、乾燥させておきましょう。
3.ワックスを塗る
汚れが取れたら、仕上げにホットワックスを使用します。これにより、滑走面とエッジの酸化が防止されるため、板の寿命を延ばせます。
滑走面にワックスを塗り、固まる前にスクレイパーで剥ぎ取ってから保存しましょう。
手間を削減したい場合には簡易ワックスもおすすめですが、持続力が短いため、シーズン中にマメに塗り直していく必要が出てきます。
プロに頼って手間をカットするのもおすすめ
スキーやスノボのメンテナンスは、道具さえ揃っていれば誰でも可能です。しかし、揃えた道具の保管場所を考えたり、失敗したりするリスクは考えておく必要があるでしょう。
より確実なメンテナンスをして長持ちさせたい場合は、プロに頼ってメンテナンスしてもらう方法もあります。
ショップに持参すれば傷の修復・汚れの除去・錆取り・錆防止など全て一貫してやってくれるため、積極的に頼っていきましょう。
シーズンオフ中のスノボ・スキーの保管場所は?
保管場所は、下記のような場所が最も適しています。
・温度変化が少ない場所
・直射日光が当たらない場所
・風通しがよい場所
・高温多湿にならない場所
自室の一画や、クローゼットで問題ありません。
反対に、屋外設置型の物置・ベランダ・庭などは避けましょう。車に積みっぱなしにしておくのも、夏の高温に耐えられなくなるため注意が必要です。 レンタル倉庫などを利用する場合は、屋外型ではなく屋内型の場所を探すのがよいでしょう。
また、スノボ・スキー板の預かりをしているショップもあります。 費用はかかりますが自室にスペースがない方でも利用しやすく、夏の間ほぼ使わないのであれば検討してみることをおすすめします。
使い終わったスノボ・スキー板はしっかりとメンテナンスし、来シーズンのスキーツアーに備えておきましょう。
きちんと手入れをすれば寿命も延び、ウィンタースポーツのパートナーとして長期間使えます。
また、手間がかかるのを避けたい場合は、ショップに依頼してしまうのもおすすめです。
プロの力で丁寧にメンテナンスしてくれるため、より確実な効果が狙えます。