【完全ガイド】スキー・スノボレンタルの料金相場と安く借りるコツ

  • 公開日:2022.11.30
  • 更新日:2025.10.25
レンタルショップ

スキーやスノーボードを楽しむためには、各種道具や専用のウェアなどが必要です。しかし、最初からすべてを購入してスキー場に持参するのは大変なことでしょう。初心者のうちは、スキーやスノボの板やブーツ、ウェアは安くレンタルして上達に合わせて購入するのがおすすめです。上達するにつれて好きな滑走スタイルがでてきたり、好みの板やウェアを選んでアイテムを少しずつ購入するなど、ファッションや便利なアイテムなどを揃えていく別の楽しみも膨らみます。

ここからは、レンタルスキーやスノボで必要なアイテムを紹介。レンタルが初めての方やレンタル方法に自信がない方のために、基本的なレンタルの流れをまとめておきます。合わせて知っておくと便利な料金相場や安く借りるコツも紹介します。

レンタルできるアイテムは何?

レンタルできる基本アイテムは、スノボが板、ブーツ、ウェアの3点、スキーが板、ストック、ブーツ、ウェアの4点です。コロナ前まではゴーグル、グローブ、帽子といった小物もレンタルで取り扱うショップも多かったのですが、近年では直接肌に触れるものは販売での取扱いが増えてきました。
その他のレンタルアイテムは、スノースクート、ヘルメット、子供用のソリやスノーブーツなどショップによって豊富なアイテム数を取り扱うところもあります。
スキーの板と言ってもファンスキーやショートスキー、新雪用のファットスキーなどスタイルやブランドなど種類は様々で、まずはショップでレンタルできる代表的なアイテムを紹介します。

スキー板・スノボ板

スキー板・スノーボード板

ブーツ(靴)は、スノボセットやスキーセットとして板とセットでレンタルされることも多く、サイズやグレードも価格も様々です。スノーボードブーツは、主に「ブーツの締め方(レースシステム)」と「ブーツの硬さ(フレックス)」によって種類が分かれます。ダイヤルを回してワイヤーを締める「ボア」、紐を引っ張るだけで全体を締めストッパーで固定する「クイックレース」、一般的な靴紐で締めるタイプの「シューレース」の3種類です。
ブーツは普段履く靴のサイズよりも0.5~1cm大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。初心者やお子様は「シューレース」よりも、「ボア」が着脱しやすくオススメです。歩いたり膝を曲げたりしてフィット感を確かめましょう。スノーボード用ソックスをはいてから試着すると、サイズを合わせやすくなります。

スノーボードブーツ・スキー靴

スノーボードブーツ・スキー靴

ブーツ(靴)は、スノボセットやスキーセットとして板とセットでレンタルされることも多く、サイズやグレードも価格も様々です。スノーボードブーツは、主に「ブーツの締め方(レースシステム)」と「ブーツの硬さ(フレックス)」によって種類が分かれます。ダイヤルを回してワイヤーを締める「ボア」、紐を引っ張るだけで全体を締めストッパーで固定する「クイックレース」、一般的な靴紐で締めるタイプの「シューレース」の3種類です。

スキーウエア・スノボウエア

スキーウエア・スノボウエア

身長とウエストサイズまたはS/M/L/などのサイズをレンタルショップで伝えると、店員さんが準備してくれます。ショップによって80cmや90cmのキッズサイズから取り扱いがあったり、XL以上の大きなサイズがあったりと品揃えは様々。これらのサイズを希望する場合は事前に取扱いを確認したり事前予約をすると安心です。

帽子・ゴーグル・グローブ

小物(帽子・ゴーグル・グローブ)

前述の通りコロナ禍以降、素肌に触れるアイテムはレンタルできない場合が多くなりました。安価な商品から高性能なハイブランドのものまでありますが、初心者の場合は安価なものからの購入でよいでしょう。防寒に加えて安全のためにも帽子・ゴーグル・グローブは必須アイテムですが、特に寒さに弱い方はネックウォーマーやフェイスガードなどを追加することで風や雪を防ぎやすくなるのでオススメです。また、安全性をあげるためにヘルメットのレンタルも増えています。

スノボ女子

スキーツアーのレンタル特典がお得!

バスや新幹線などのアクセスとリフト券や宿泊がセットになった旅行会社が企画するスキーツアーやスノボツアーには、レンタル無料の特典が付いていることがあります。関東からは東京駅からの新幹線プランや新宿発のバスツアー、関西からはバスツアーや敦賀駅に延伸された北陸新幹線を利用したJRプランなど。人気のプランに見られる共通のポイントをまとめてみました。

・積雪量が多く天然雪が楽しめる標高が高い場所
・都心から新幹線で2時間以内とアクセスしやすいスキー場
・長野県や新潟県のコース数が多いスキー場
・新幹線の場合は、駅前から無料シャトルバスや有料バスに簡単に接続できてその2次交通が30分以内の近距離
・マイカーの場合、関東近郊からでも比較的通行しやすい道路で塩沢ICや豊田飯山ICなど雪道になると思われる高速道路出口から30分以内で到着できるスキー場
・年末年始の利用客が多く12月下旬には例年、全面滑走が見込めるスキー場
・ナイター営業や子供の雪遊びができるキッズパークなどの施設が充実、抜群の景色が楽しめるスポットがあるなど他と違った特徴があるスキー場

これらが複数該当するのが、新潟県では石打丸山スキー場や苗場スキー場、上越国際スキー場、舞子スノーリゾートなど越後湯沢駅周辺のスキー場。長野県では野沢温泉スキー場や斑尾高原スキー場など飯山駅周辺のスキー場と竜王スキーパークや菅平高原です。これらのスキー場にはレンタル無料のプランも多く見られ、スキーセットとウェアまたはボードセットとウェアのいずれかが無料で借りられるツアーもあります。

レンタル受付

レンタル方法の手順

スノーボード用品をレンタル店(スキー場内のショップやホテルのレンタルコーナーなど)で借りる際の一般的な手順は以下の通りです。スムーズに手続きを進めるために、身分証明書と身体のサイズ情報を準備しておきましょう。

申し込み・受付

申込用紙の記入

・レンタルショップの受付で、申込用紙に氏名、住所、電話番号などの必要事項を記入します。
・身長、体重、足のサイズ(靴のサイズ)、ウエストサイズなど、用具を選ぶために必要なサイズ情報も正確に申告します。

必要書類の提示

・身分証明書(運転免許証、保険証、学生証など)を提示します。
・スキーツアーなどに含まれている場合は、レンタルチケットなども提出します。
※人数が多い場合や、キッズやビッグサイズなど在庫が少ないと考えられるアイテムは、事前にインターネットや電話での事前予約が、当日の手続きもスムーズでおすすめです。

ブーツ試着

用具の準備と試着

ブーツの試着

・申込用紙に記入した靴のサイズをもとに、スタッフがブーツを用意してくれます。
・実際に履き、ゲレンデで履くソックス(厚手のもの)で試着して、痛みがないか、かかとが浮かないかを必ず確認します。少しでも違和感があればすぐに交換してもらいます。

ボード・ウェアの受け取り

・身長や体重などをもとに、スタッフが適切な長さのボードやサイズのウェアを用意してくれます。
・ウェアも試着して、サイズや動きやすさを確認しましょう。

レンタル決済

精算・受け取り

精算(支払い)

レンタル料金を支払います。支払方法は現金のみ、クレジットカードやQR決済も取扱いがある場合などショップによって異なります。特に、現金のみの取扱いの場合周辺にATMやコンビニがない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

注意事項の確認

用具の取り扱い方法、返却時間・返却場所、破損時の対応などについて説明を受けます。特にナイターを利用してから返却をする場合、営業時間が対応しているかもチェックしておきましょう。

用具の確認と受領

自分の借りた用具(ボード、ブーツ、ウェアなど)に付けられた管理番号やネームタグ、目印など撮り違いが無いように覚えておきましょう。

返却

滑り終えたら、指定された返却時間・返却場所までに用具一式を返却します。
多くの場合、ウェアは脱いでそのまま、ブーツやボードは水気を拭き取って返却します

スノボ女子2

まとめ

初心者の方向けに、スノボの基本的なレンタル方法を紹介しました。初心者のうちは積極的にレンタルショップを活用して、賢くお得にレジャーを楽しみましょう。

この記事を書いた人

名迫

名迫和男

所属
ビーウェーブ東京営業所
スキー・スノボ歴
スキー40年、ファンスキー20年、スノボ1年
おすすめスキー場
栂池高原スキー場

スキーを始めて40年、いろいろなスキー場に行きました。今でも朝からリフト終了時まで滑りまくってます。昔と違いスキー板の性能も良くなりターンも楽になりました。そして疲れた体を癒す温泉と、夜のお酒はもちろん大好きです。

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