スノボに出かけるときは、「雪が降り積もる寒い地域に出かける」というイメージからつい厚着してしまいがち。
もちろん現地で厚着して風邪をひかないようにすることは大事ですが、移動中はいつもと変わらない服装で問題ありません。
今回は、スノボバスツアーで出かけるときの服装について解説します。
準備物に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
INDEX
バス内で厚着する必要はない
結論からお伝えすると、バス内で厚着する必要はありません。
バス内はエアコンが効いているので、寒いエリアを通るバスでも快適な温度が保たれています。
むしろ、厚着してしまうと汗をかきすぎてしまい、汗が冷えて却って風邪の原因となることもあるので注意しましょう。
バス内の服装・準備物で注意すべきこと
スノボバスツアーを利用するときは、原則として普段室内で過ごすのと変わらぬ服装で問題ありません。
しかしいくつか注意点があるので、下記をチェックしておきましょう。
休憩のため外に出るときは寒いので羽織れる防寒具は必須
スノボバスツアーは、トイレ休憩を兼ねて定期的にサービスエリア等に立ち寄ります。
外に出るときは、スキー場に近づくほどどんどん寒くなっていくので羽織れるタイプの防寒着を用意しておきましょう。
特に夜発便の場合は休憩中に冷える可能性が高いので、厚手のジャンパーや手袋・マフラーなどがあると安心です。
ただし、そのまま乗車していると暑くなってしまうので、手軽に脱ぎ着できるものが理想です。
窓側の席は寒い可能性があるのでブランケットなどがあると安心
バス内はエアコンが効いているとはいえ、窓側の席は冷気が直接体に伝わります。
カーテンの厚さはバス会社ごとに異なるので、念のため対策しておきましょう。
最も手軽なのは、コンパクトに折り畳めて、必要に応じて圧縮できるブランケットです。
体にかけることも膝にかけることもできるので自由に使いやすく、スキー場に着いてからの休憩中にも役立ちます。
荷物をなるべく減らしたいときは、コートやジャンパーを使うのもよいでしょう。
休憩時はそのまま羽織って降りられるので、最小限の荷物で済みます。
スキー場に着いてからの服装について
スキー場に着いてからの服装は、スノボウェアが原則です。
場所により気温は異なりますが、マイナス10度以下になるエリアもあるので十分に防寒しておきましょう。
スノボウェアは裾・袖が締まっていて空気を逃がさない構造になっているだけでなく、運動にも適すように余分な裾が余らないよう工夫されているので、迷ったときほどおすすめです。
肌着は、保温性より吸水・速乾を重視するのがポイントです。
外が寒いとはいえスノーボード中は相当な運動量となるので、スノボウェアのなかは汗だく、ということになりかねません。
着替えの際に汗が冷えて風邪をひかないよう、吸水・速乾力の高い肌着を選んでおくのが理想です。
そのうえには薄手のロングシャツ・さらに前開きのパーカーを羽織って防寒しておきましょう。
前開きでないものでも十分防寒ができますが、万が一暑くなったときや中の服だけ脱いで体温調節したいときに前開きの方が便利です。
他にも、ネックウォーマー・フェイスマスク・ゴーグルなどを準備します。
マフラーのように裾がひらひらするものや、風を受けて飛んでしまうサングラスタイプのゴーグル(耳にかけるだけのタイプ)などは避けるのが無難です。
まとめ
スノボバスツアー内は、室内で過ごすのと同じ服装で問題ありません。
窓からの冷気や外に出て休憩するときに備え、手の届く範囲にジャンパーやコートなど防寒具があれば十分でしょう。