スキー滑走中にバランスを取るために使用する2本で1対になった棒です。両手に1本ずつ持ち、雪面を突きながら進むことでバランスを維持します。また、雪面に刺したストックを後ろに押し出すことで加速させる働きもあります。
特にスタート時など、勢いをつける必要がある場面では雪面を斜め後ろに強く押し、腕の力でスピードに乗せるようなイメージで滑り出します。先端が雪に埋まってしまうのを防ぐため、バスケットと呼ばれる小さな輪っかが付いています。
プロ用とレジャー用では素材や長さが違い、レジャー用ではカーボン素材のものが主流です。
それに対してレース競技などで使われるものは、衝撃に強いアルミ製が一般的で、最近では長さ調節が可能なものも販売されています。
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