現在のアルペンスキーやスキージャンプの原点とも言われるテレマークスキーは、ノルウェー南部に位置するテレマーク地方発祥の伝統的なスタイルです。古来、スキーは山野を駆け巡るために必要な交通手段でした。
板にブーツのつま先のみを固定し、踵が自由に上げ下げ出来る状態で滑るのが特徴のテレマークスキー。
この仕様によって脚の自由度が高くなり、板を装着したままで歩いたり斜面を登りやすいようになっています。
また、下りも踵が浮くという特徴を生かした方法(テレマークターンやテレマーク着地)が編み出されたのが始まりとされています。しかし、踵が固定されていないことで滑走時の安定性が損なわれ、特にターン時には熟練の技術を必要とします。
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