同じ雪であっても、その性質や特徴は気候条件によって全く異なったものになります。
スキー場によってもそれぞれ特徴があり、慣れてくると滑走時にも違いを実感することが出来ます。
コントロールのしやすさや滑走時の浮遊感が絶妙な「パウダースノー(粉雪)」が、一般的には最も良い雪質とされています。
その年の気候によっても大きく変わりますが、相対的には標高の高いスキー場ほどフカフカのパウダースノーに出会える可能性が高いようです。気温が低く、雪が結晶の形を保ったまま溶けずに残っている状態が最もサラサラで、転倒してもウェアがほとんど濡れないのが特徴です。
晴れた日の日中などに雪の表面が溶けはじめ、水分を多く含むことで「ザラメ」と呼ばれたり、雪面が凍りついた場合は「アイスバーン」と呼ばれるなど、その状態によっても呼び方が変わります。アイスバーンの上はエッジが効きにくく、コントロールが難しくなるので、よほど経験豊かな方を除いては極力滑走を避けてください。
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