長野県白馬エリアの中でも、抜群の知名度と満足度を誇る「エイブル白馬五竜スキー場」。隣接する「Hakuba47ウィンタースポーツパーク」と合わせると、一山のスキー場としては長野県内でもトップクラスの来場者数を誇ります。これから白馬五竜へのスキー旅行を計画している方にとって、「どのツアーを選べば一番お得で快適か」は悩みの種でしょう。
本記事では、旅行会社の視点から、白馬五竜スキー場を満喫するためのツアー選びのポイント、ゲレンデの特徴、そして失敗しないための予約術を解説します。
INDEX
白馬五竜(エイブル白馬五竜&Hakuba47)の特徴
「白馬五竜(エイブル白馬五竜スキー場)」は、北アルプスの雄大な景色を背に滑ることができる、白馬村を代表するスノーリゾートです。最大の特徴は、隣接する「Hakuba47ウィンタースポーツパーク」と山頂部分でつながっていて、どちらのスキー場からでも入場することができて両スキー場を自由に往来できる「共通リフト券」が標準となっている点です。
白馬五竜は、レベルを問わず楽しめる多彩なバリエーションが自慢です。ゴンドラで一気に山頂まで上がった上部の「アルプス平」からはパノラマコースが広がり、山々の絶景を楽しみながらの滑走が可能です。ゴンドラ乗り場に戻る下山コースは斜度がある中級者・上級者コースとなっていて自信がない初級者はパノラマコースを楽しんだ後、ゴンドラで下山することも可能です。一方で、麓には幅広で緩やかな「とおみゲレンデ」があり、初心者やファミリー層が安心して楽しめるエリアになっています。
また、環境への取り組みが非常に進んでいることでも有名です。株式会社五竜が運営する施設全体(ゴンドラ・リフト、ベースセンター「エスカルプラザ」、レストランやショップ、降雪機に至るまで)の電力は、2023年12月より実質100%再生可能エネルギーで賄われています。さらに、冬シーズンだけでなく「白馬五竜高山植物園」としてオープンするグリーンシーズンも人気があり、一年を通して豊かな自然を満喫できるのが魅力です。
今年、初めて白馬を訪れる方はもちろん、毎年通うリピーターにとっても、五竜の安定した積雪量と整備の行き届いた圧雪バーンは、最高のゲレンデコンディションを提供してくれます。
ゲレンデ・コース構成(3エリア/レベル別)
白馬五竜は、大きく分けて「アルプス平」「とおみ」「いいもり」という3つのエリアで構成されています。それぞれ性格が異なるため、自分のレベルに合わせたエリア選びが重要です。
アルプス平エリア(中・上級者/絶景重視)
ゴンドラで一気に山頂部へ登った先に広がるエリアです。標高が高いため雪質が非常に良く、パウダースノーを楽しめる日も多いのが特徴。
- ・パノラマコース
- 雄大な北アルプスを正面に望む、白馬五竜を代表するコース。
- ・グランプリコース
- 幅広の斜面で、中級者がスピード感を楽しめる人気コース。
- ・ツリーエリア
- 最近人気の高い、森林内を滑走できる特別エリア(事前確認が必要)も設置されています。
とおみゲレンデ(初級者・初心者/ナイター)
メインセンター「エスカルプラザ」の目の前に広がる、白馬五竜の顔とも言えるエリア。
斜面の中程から下は、なだらかで幅が広いため、スキー・スノーボードの初級者向け、上部は少し斜度があるためある程度滑れるようになってからの練習におすすめ。ナイター営業の拠点となっており、サンライズ営業(早朝営業)からナイターまで、一日中活気に溢れています。「SAJ公認白馬五竜とおみスキースクール」をはじめ、主要なスキー・スノーボードスクールの拠点もこのエリアに集まっています。
いいもりゲレンデ(ファミリー・スクール重視)
五竜岳をバックに、初心者向けの広い緩斜面と、競技用・コブ斜面などの本格的な中上級コースが共存エリアです。
- ・スノーパーク
- ゲレンデ脇にキッカーやレールが設置され、パークを楽しみたい層も楽しめます。
- ・ファミリー向け設備
- 動く歩道のある「Step Up Land(ステップアップランド)」など、子供たちが安心して雪遊びができる設備が充実。
- ・競技用コース
- 動く歩道のある「Step Up モーグルバーンやレーシングバーンもあり、初心者から競技志向の方まで幅広く楽しめます。
さらに山頂からはそのまま「Hakuba47」へ足を踏み入れることができます。こちらは急斜面や、より本格的なパーク施設、本格的なツリーライディングゾーン(会員登録制)などが充実しており、アクティブ派にぴったりのエリアです。一般的にエイブル白馬五竜&Hakuba47の共通リフト券になっているので、両スキー場それぞれのゴンドラやリフトを利用でき、合わせて20コース以上の広大なフィールドを自由に滑走できます。
リフト&ゴンドラとナイター情報
広大なエリアを繋ぐ「機動力」も五竜の魅力。主軸となるのは、山麓”とおみ駅”から山頂”アルプス平駅”(標高1,515m)まで、全長約2,000m・高低差約700mを約8分で結ぶ、日本で初めて導入された8人乗りゴンドラ「テレキャビン」です。空中散歩の間、眼下に広がる白馬村の景色を楽しみながら移動できます。
リフトの種類
ゴンドラに加え、各エリアには4人乗り高速クワッドリフトやペアリフトが機能的に配置されており、行列を最小限に抑えつつ効率的な滑走が可能です。
ナイター営業の魅力
白馬五竜は「ナイターの充実度」が日本トップクラスです。「とおみゲレンデ」で開催されるナイターは、その広さと照明の明るさが自慢。年末年始や1月〜3月の土日祝には「サンライズ営業(早朝7:00〜)」もあり、朝一番の美しく整備されたバーン(シマシマの圧雪)を誰よりも早く楽しむことができます。宿泊プランを利用すれば、宿で食事をした後に再び一滑りといった贅沢な使い方が可能です。
天気やゲレンデの積雪状況を確認する方法
白馬の天気は非常に変わりやすく、特に「アルプス平(上部)」と「とおみ(麓)」では状況が全く異なることが多々あります。ツアー当日を最高のものにするために、事前・当日の天気の確認は欠かせません。
公式サイトのライブカメラ
山頂と麓の視界、リフトの運行状況をリアルタイムで確認できます。「ゴンドラが風で止まっていないか」の確認は非常に重要です。
公式SNSのお知らせ
その日のオープン予定や、更新される最新の雪質情報はTwitter(X)やInstagramのストーリーが最速。
スキー場アプリ・公式サイトのお知らせ
現在のリフト待ち時間や、詳細なゲレンデマップ、コース別の営業状況などを確認できる便利なツールもあります。
気象予報サイト
一般的な天気予報に加え、「スノーフォーキャスト」のような山岳専門の気象情報を参考にすると、降雪量や風速の予測が立てやすくなります。
ツアーの種類:日帰りプラン
HAKUBA 時間が限られているけれど白馬で滑りたい、あるいは予算を抑えたい方におすすめなのが「日帰りバスプラン」です。ビーウェーブでは大きく分けて2種類のバスプランを提供しています。
夜行バスで行く日帰りツアー
- ・メリット
- 前日の深夜に東京や関西を出発し、翌朝一番(オープン前)に到着します。リフト券を1日券使い倒すことができ、朝一のパウダースノーや整備直後のバーンを狙えるのが最大の特徴です。車中泊となるため、宿泊代を浮かせつつ滑走時間を最大化できます。
- ・デメリット
- 車内での就寝になるため、体力的な負担が少しあります。
朝発バスで行く日帰りツアー
- ・メリット
- 早朝出発して、お昼前に現地到着。午後から数時間だけサクッと滑り、その日の夜に帰るスタイル。とにかく安く「一度白馬に行ってみたい」というお試し派に向いています。
ツアーの種類:宿泊プラン(ホテル・ペンション)
白馬五竜の夜とグルメ、そして温泉をフルに満喫するなら、宿泊付ツアー一択です。スキー場には白馬五竜側からもHakuba47側からも入場できるため、宿泊施設も広範囲から選ぶことができます。徒歩で行ける宿泊先だけでなく、無料巡回バスも運行しているので白馬五竜側の宿泊先でもHakuba47側に行くこともできるし、雪道を10分歩くのはチョット・・・という方も楽に移動できるなど使い方は自由。宿泊先探しの際には合わせてバス停もチェックしてみてください。
宿選びのヒント
ゲレンデの中央に位置するセンターハウス「セントラルプラザ1130」には、直営の宿泊施設「アルペンイン1130」が併設されています。玄関を開ければ目の前がゲレンデという立地のため、麓までの片道20~30分のシャトルバス移動が不要。館内には露天風呂付き大浴場「ハイランドスパ」があり、目の前に広がる北アルプスを眺めながら、ゆったりと入浴を楽しめます。
リゾートホテルタイプ(ゲレンデ至近)
「エスカルプラザ」まで徒歩数分という好立地のホテル。お部屋のクオリティが高く、移動のストレスがありません。温泉完備の施設も多く、贅沢な滞在に。
ペンション・民宿タイプ
白馬村らしい温かいもてなしが魅力。自家製の料理が自慢の宿も多く、アットホームな雰囲気が好きな方に。宿泊料金が抑え目な分、レンタル代や食事にお金を回すこともできます。
いいもりエリア・飯森周辺の宿
ファミリー向け宿や大型民宿が多く、広々としたお部屋でゆっくり過ごしたい方に向いています。
宿泊ツアーの場合、多くの宿が五竜・いいもり間のシャトルバスや、宿独自の送迎サービスを提供しているため、マイカーがなくても移動には困りません。
交通手段別:JR新幹線で行くツアー
「速さ」と「快適さ」を求めるなら、JR東日本の北陸新幹線を利用したツアーが圧倒的に便利です。
ルート
東京・上野・大宮駅から新幹線(かがやき、はくたか、あさま等)で「長野駅」へ。長野駅から特急バスに乗り継いで白馬五竜へ向かいます。
メリット
新幹線は最速の「かがやき」で約1時間20分、「あさま」でも約1時間半。バスを含めても3時間前後で白馬に到着するため、移動疲れが全く違います。滞在時間を延ばせるため、午後ゆっくり帰路につくことも可能です。
おすすめの予約方法
新幹線チケットと宿、リフト券がセットになった「JRセットプラン」を利用すると、個別にチケットを購入するより安価に予約できます。特に年末年始や週末などは混み合うため、早めの予約をおすすめします。
レンタル・更衣室・ベースセンター(エスカルプラザ)
白馬五竜ツアーのベースとなるのが、総合ベースセンター「エスカルプラザ」です。シーズン中(12月下旬〜3月末頃)は施設全体が24時間営業となり、深夜・早朝でもインフォメーションや有料の夜間仮眠オープンスペースが利用できる。ここまで揃ったセンターハウスは珍しく 、ツアーの強い味方です(チケットセンターやレンタルカウンターなど各店舗の営業時間はそれぞれ異なります)。
早朝・深夜も安心の施設
夜行バスの到着早々、暖房の効いた広い室内で準備が可能。広い更衣室はもちろん、コインロッカー、休憩室があり、身支度も完璧です。
最高品質のレンタル
最新モデルのブランドレンタルを多数完備。自分で古いボードを持ち込むより、その年の「おすすめモデル」をレンタルする方が滑走レベルの上達に繋がることもあります。
飲食エリア
アルプス平山頂の山頂レストラン「Alps360(アルプス360)」をはじめ、ボリューム満点のラーメンが自慢のレストランや、地元の食材を使った料理、疲れた体に嬉しいカフェやソフトクリームなど、多彩な飲食店が評判。特に滑走後のコーヒーは最高です。
予約前に確認したいこと(天気・積雪・キャンセル)
快適な旅行のためには、事前の「段取り」が成否を分けます。
オープン日のチェック
白馬五竜は例年11月下旬〜12月上旬にオープンしますが、その年の積雪状況により変動します。予約時は最新のオープン情報を確認しましょう。
キャンセル料の規定
急な天候悪化や体調不良に備え、何日前までならキャンセル料がどれくらいかかるかは必ず把握しておきましょう。ビーウェーブでは規定を明確に記載しております。
バス・電車の時刻
集合時間に遅れると参加できないため、コンビニなどで買い出しをする場合も、余裕を持って出発時間の20分〜30分前には到着できるよう行動しましょう。
割引・クーポンの有無
サイト限定の早割や、提携店で使えるクーポンの配信状況も要チェックです。
ツアーに含まれるもの(リフト券・レンタル・食事)と追加費用
ツアー料金を見て「何が含まれているか」を細かく精査するのが、本当の選び方のコツです。
標準で含まれるもの
多くの場合「往復の交通費(バス・新幹線)」「共通リフト券(1日分〜2日分などプランにより選択可)」「宿泊付の場合は宿泊代(食事の有無はプランごとに異なります)」が含まれます。
レンタルの扱い
「レンタル無料」 プランであれば、ボード・スキーセットやウェアを借りる場合も破損補償料を現地で支払うだけでレンタルもOK。
追加費用が発生するもの
意外と見落としがちなのが「スクールの料金」「リフト券発行のICカード保証金(預り金、後で返ってくるもの)」「レンタル破損補償料」「コインロッカー代」などです。現地で慌てないように確認しておきましょう。
旅行会社のプランはこれらがセットでお得になっており、現地の定価で購入・レンタルするよりトータルコストは大幅に安くなります。
白馬五竜スキー場へのツアーで失敗しないポイント
白馬五竜へのツアー選び、その決め手は見つかりましたか? 改めて失敗しないための重要ポイントを整理しましょう。
圧倒的にお得なのは「レンタル 無料」のパック
別々で借りる手間も費用も解消されます。
バスなら拠点の「エスカルプラザ」が近いもの
夜行バス利用者にとっては生命線です。
リフト券は五竜&47の「共通券」であることを確認
片方のスキー場しか滑れないというプランは基本的にないのでご安心を。
4. 週末や人気の宿は「一刻も早く予約」
白馬は海外ゲストからも超人気のエリアです。
五竜岳の絶景をパノラマコースで楽しみ、とおみゲレンデの広大な斜面で技術を磨き、滑った後は温泉とグルメで癒やされる。白馬五竜でのスキー・スノーボードは、あなたの冬を彩る一生の思い出になるはずです。
初心者から上級者まで、全てのレベルの方が安心して、そして圧倒的にリーズナブルに白馬を楽しめる多彩なツアーをご用意しています。
FAQ(よくある質問)
初心者ですが、どのプランがいいですか?
A:まずは「レンタル付の宿泊プラン」がおすすめ。
白馬五竜はコースが多いため、しっかり疲れを癒せる宿泊付だとゆとりを持って練習できます。ゲレンデにあるスキースクールの予約も忘れずに!
Hakuba47も本当に同じ券で滑れるの?
A:はい、取り扱っている白馬五竜リフト券は、全て共通リフト券(五竜・47の全リフトが対象)ですので、全ゲレンデを思う存分お楽しみいただけます。
夜行バスで行く場合、早朝に着いて何をすればいい?
A:バスは早朝から利用できる「エスカルプラザ」に到着します。暖かな館内の更衣室で着替えを行い、レンタルを手配し、ゲレンデオープンまでの時間はカフェ等でゆっくりお過ごしいただけます。準備万端でオープン一歩目を踏み出しましょう!
長野駅からの路線バスはどこで下車が便利?
A:アルピコ交通の路線バスですが、時間により白馬五竜バス停か五竜エスカルプラザバス停のどちらかとなります。また白馬八方バスターミナルへの直通バスの場合もございます。
白馬五竜バス停及び白馬八方バスターミナルともに五竜エスカルプラザまでシャトルバスがございます。時間により運行していない場合もございますので、時刻や料金等に関しては白馬五竜スキー場の公式サイトでご確認ください。
白馬五竜からHakuba47に行く方法は?
A:無料連絡シャトルバスが運行されています。
また、五竜スキー場とHakuba47へは山頂より連絡ルートにより行くことも可能です。


















