今では全国で知られるようになった野沢菜漬けですが、元は長野県野沢温泉の特産物であることからその名が付きました。
信州で栽培されている「野沢菜」というカブに近い野菜の、根の部分を切り落として葉と茎のみを収穫し、野沢温泉の共同浴場で洗ったあと、大きな桶の中で塩漬けすることで野沢菜漬けが作られてきました。
現在でも野沢温泉の温泉街にある源泉麻釜(おがま)では、地元の人が昔ながらの手法で野沢菜作りをする光景を目にすることが出来ます。味は比較的さっぱりとしていて、どんな料理とも相性が良いのが特徴です。
スキーやスノーボードで信州を訪れると、どの宿でもほぼ必ず夕食には野沢菜漬けが添えられています。お酒の肴にもなって、おみやげ屋さんで人気のご当地グルメです。
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