公開日:2023.5.15 更新日:2023.5.22

動画&レポート

外湯めぐり(麻釜~松葉の湯)

大釜

野沢温泉はスキーツアーだけじゃない。「湯山村」として歴史に登場したのは文永9年(1273)。江戸時代には一般の人々も湯治に訪れていた山里です。
外湯と呼ばれる共同浴場は、地元の人たちが「湯仲間」という制度で大切に管理しています。外湯は宿泊客にも無料で開放されているので、温泉好きならぜひチャレンジしてみたいですね。天然温泉100%掛け流しの湯は最高です。今回は、外湯めぐりと観光を楽しむならということで、おすすめコースをご紹介します!

麻釜

【麻釜(おがま)】

まずは、野沢温泉の源泉のひとつである麻釜からスタート。ここでは、90度近い温泉が自然に沸き出している様子を目の当たりにできます。すごい迫力ですよ!地元の方達の中にはこのお湯で野菜や卵を茹でて食べている方もいらっしゃいます。

ふるさとの湯外観 ふるさとの湯内部

【麻釜温泉公園ふるさとの湯(おがまおんせんこうえん ふるさとのゆ】

麻釜から歩いて2分、ふるさとの湯があります。共同浴場の外湯と違い、この施設の利用料は有料です。2023年4月1日時点で、入浴料500円(小学生以下300円)、営業時間は午前10時から午後8時です。
ここは内湯(あつ湯・ぬる湯)、露天風呂があり、シャワーやシャンプー・ボディソープも備わり、近代的なきれいな温泉施設です。
館内にはロッカー、待合所、飲料の自動販売機、お手洗いなどが備わっていますよ。

麻釜の湯外観 麻釜の湯内部

【麻釜の湯(あさがまの湯)】

麻釜温泉公園ふるさとの湯から歩いて2分ほどのところにあるのが、麻釜の湯です、「あさがまのゆ」と読みます。麻釜通り沿いには居酒屋が数カ所あります。温泉のあとにちょっと一杯もいいですね。

河原湯外観 河原湯内部

【河原湯(かわはらゆ)】

麻釜の湯から歩いて3分ほどのところにあるのが、河原湯です。ここは温泉街の中心にある施設です。外観も湯屋づくりで雰囲気ありますよね。

十王堂の湯外観 十王堂の湯内部

【十王堂の湯(じゅうおうどうのゆ)】

河原湯から歩いて2分。
十王堂の湯は、外湯ではめずらしい2階建ての共同住宅のような佇まい。1階が女湯、2階が男湯です。

おぼろ月夜の館

【高野辰之記念 斑山文庫 おぼろ月夜の館】

十王堂の湯から歩いて1分。
斑山文庫 おぼろ月夜の館があります。高野辰之博士の記念ルームには、日本歌謡史、日本演劇史、江戸文学史、遺品や手紙など展示されています。有名な曲では「春が来た」「春の小川」などがあります。

オブセ牛乳 フキヤ

【野沢温泉街で信州の牛乳を飲もう!】

おぼろ月夜の館から徒歩約3分。
大湯通りにある富屋酒店で「オブセ牛乳」を飲みました。温泉の後の牛乳は、冷たくておいしいですよ!この牛乳は本当に甘くてコクがありますね。うまい!
ひと息ついたら、お土産を探しに行きましょう。近くには多くのお土産店が並んでいます。野沢菜、温泉まんじゅう、地酒などなど何を買うか迷ってしまいます。

ビール

【バー・Guruguruで休憩】

お土産店が多く並ぶ大湯通りにはいくつか飲食店があります。外湯めぐりと観光の途中ですが、ちょっと休憩ということでビールを一杯いただきましう。

松葉の湯外観

【松葉の湯(まつばのゆ)】

バー・Guruguruから松葉通りに入り、歩いて2分ほどのところにある外湯。2階が温泉施設で、1階部分は洗濯場です。地元では洗濯にも温泉を利用しているのですね。外湯巡りの最後にこのお湯で汗を流してリフレッシュしましょう。

以上が外湯めぐり(麻釜~松葉の湯)の観光モデルコースです。
野沢温泉は、四季折々に違った表情を見せる温泉地です。また冬のスキー・スノボをした後の温泉は疲れを癒すには最高です。ぜひ一度訪れてみてくださいね。

この記事を書いた人

名迫

名迫和男

所属
ビーウェーブ東京営業所
スキー・スノボ歴
スキー40年、ファンスキー20年、スノボ1年
おすすめスキー場
トマムスキー場

スキーを始めて40年、いろいろなスキー場に行きました。今でも朝からリフト終了時まで滑りまくってます。昔と違いスキー板の性能も良くなりターンも楽になりました。そして疲れた体を癒す温泉と、夜のお酒はもちろん大好きです。

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