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パークデビュー前にスノーパークのアイテムを知ろう

  • 公開日:2022.01.20
  • 更新日:2024.02.19
スノーパーク

スノーパークは、スキーやスノボができない小さな子ども向けの場所とイメージされるかもしれませんが、子ども向けに用意された場所は「キッズパーク」で、スノーパークとは少し違います。
今回は、スノーパークとはそもそもどんな場所なのか、利用できるアイテムなどを紹介していくので、スノーパークでの遊びを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

スノーパークとは?

スノーパークは、子どもが遊ぶ場所ではなくスキーやスノボのプレイヤーがフリースタイルで遊ぶことを想定して設計されたエリアのことを指しています。
フリーで遊べる公園という感覚で、各々が自由にアクションを楽しみ、自然を楽しんでいます。
ゲレンデではなくスノーパークを選ぶ人がいるのはなぜでしょうか。
通常のゲレンデではジャンプが禁止されていることが多く、その理由は多くの利用者が混在しているゲレンデでは着地予定の場所に誰かがいることがあるかもしれないからです。
重大な事故が発生し、ケガなどのトラブルに発展しないようにするため、ゲレンデではジャンプができません。
とはいえ、スノボの場合はただ滑っているよりも回転やジャンプなどでより楽しみたいと考えている人は多いでしょう。
そんな人たちのためにアクションを楽しみ、ダイナミックな自然を実感してもらえるようスノーパークが誕生しました。
日帰りスキーを利用して、1シーズンに何度もスノーパークで、腕を磨く方も多くいるようですね。

スノーパークで楽しめるアイテム

スノーパークではたくさんのアイテムが用意されています。
アイテムをいくつも用意することで、より自由度の高い滑りと各々に合ったレベルアップを目指せます。
用意されているアイテムはどのスノーパークにでもあるというわけではないため、自分が使いたいと思うアイテムが用意されているかどうかは確認しておきましょう。
今回は、よくある代表的なアイテムを紹介します。

キッカー
■キッカー
スノボをする人なら一度は遊びたいと思う最も人気のアイテムのひとつです。
ジャンプ台として知られていて構造は非常にシンプルですが、実際にジャンプした時の迫力は素晴らしく滑っている人自身もかなり爽快な気分になれるでしょう。
キッカーは、スノーパークによって台の形状や大きさも異なり、1種類だけではなく複数用意しているところもあるので参考にしてみてください。

■ウェーブ
少し滑りに慣れている人向けのアイテムです。
デコボコした表面で波のような形をしていることからウェーブと呼ばれています。
これを使うとアップダウンが激しくなり体重移動の練習やスピード調整のコツなどを掴めます。
スキルアップを狙いやすいアイテムです。

レール
■レール
金属製の細長いレールで、滑る時はレールに飛び乗ります。
キッカーと同様にスノボを滑る人なら誰でも一度はチャレンジしたいアイテムで、最初は恐怖心を感じるかもしれませんが、慣れてくるとわくわくするスリルを楽しめるでしょう。
スノーパークは、初心者が楽しむ場所というより自分の滑りを追求したい人が集まっている傾向があるため、レールに関しては上手な人たちの滑りを参考にしながら挑戦してみるのも良いでしょう。

スノーパークによっては複数のジャンプ台が用意されている場合も多く、どんな楽しみ方をしたいのかによって選んでみてください。

基本ルールについて

スノーパークは基本的にはフリーで楽しめますが、全くルールがないというわけではありません。
大きなルールは2つです。

・ジャンプなどの着地点に立ち止まらない
・前の人を追い立てない

ジャンプした際、着地点でひと息つきたくなりますが、他の人もジャンプを楽しんでいるので、気を付けていないと大きな事故やケガにつながりかねません。
着地点では決して立ち止まらず、もし休憩したいのであれば邪魔にならない場所まで移動しましょう。
何かを落としてしまったという場合は周囲の人に知らせることを怠らないようにしましょう。
また、自分が滑る場合も着地点に人がいないことを確認してください。
スノーパークは自由に誰でも遊べる場所なので、それぞれのスキルも違います。
自分のペースで滑ることを許されているエリアのため、たとえ前の人がゆっくりでもきちんと待ちましょう。
追い立てなどはお互いのストレスとなるので、絶対にやめましょう。

スノーパークは、自由にジャンプや回転などでスノボやスキーを楽しめる場所として人気の場所です。
楽しめるアイテムがいくつも用意されているので、スキルアップを目指して楽しんでみてください。

スノーボード

この記事を書いた人

坂越

坂越 知也

所属
ビーウェーブ大阪本社
スキー・スノボ歴
スノーボードが約20年、5年ほど空白の期間あり。
おすすめスキー場
志賀高原スキー場

撮影など仕事とプライベートで、全国のスキー場の内約1/4程には行ったことになります。企画もご案内も、この経験を最大限生かします。

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