
新潟県と聞くと都心から少し遠いイメージがあるかもしれませんが、実はスノボバスツアーを使えば都心のターミナルステーションから数時間でゲレンデに直行できます。
時間と体力を有効活用できる手法でもあるので、効率重視の方はぜひ選択肢に加えてみましょう。
今回は、スノボバスツアーで訪問できる新潟県内のスキー場を紹介します。
いずれも十分な便数が用意されているスキー場なので、スノボバスツアー初心者にもおすすめです。

上越国際スキー場
上越国際スキー場は、東京ドーム214個分に相当する広大な敷地面積を誇るスキー場です。
「上国(じょうこく)」と呼ばれスキー・スノボファンに親しまれており、ウィンタースポーツリゾートの聖地として認知されました。
ただし、ゴンドラがなくリフトのみであること、リフトの乗り換えが多くて山頂まで時間がかかってしまうのは少し不便です。
ただし雪量が多く、初心者から上級者まで幅広く利用できるので、新潟県内トップクラスの広さをゆっくり回りたい方におすすめです。

苗場スキー場
「苗場」の名は毎年夏に音楽イベントが開催される会場としてウィンタースポーツ経験者以外にも広く認知されています。総面積196haを誇ります。
昔は非常に混雑する場所として知られていましたが、今はゲレンデ内の動線が見直され、トップシーズンでもストレスなく移動できるようになりました。
世界最長5,481mのゴンドラである「苗場・田代ゴンドラ(通称・ドラゴンドラ)」が設置され、田代やみつまたのスキー場にもアクセスできるようになっています。

舞子スノーリゾート
舞子スノーリゾートは、バス停から近い場所に温泉・レストランなどがあり、日帰り施設が充実しているのでスノボバスツアーによる最短滞在を検討している方におすすめです。
夕方の終了も早めなので、ゲレンデを夕方に出発する便を選択する方も増えました。
中級者・上級者向けのコースが多く確かな滑りごたえがあり、特に舞子エリア上部のリフト(通称・トリプルリフト)が混雑も少ないので最小の待ち時間で楽しめます。

石打丸山スキー場
石打丸山スキー場は斜度20~30度程度の中斜面が多く、中級者・上級者でも満足できるスキー場です。
近隣スキー場であるガーラ湯沢との共通リフト券も販売されているので、場所を変えながら豊富なコースを楽しみたいときによいでしょう。
日帰り向きのセンターハウスがないので、短時間滞在するのであれば効率重視の動きを考えておく必要があります。

湯沢中里スノーリゾート
湯沢中里スノーリゾートは、初心者に最適なスキー場です。
上級者向けのコースは、数自体は多くないものの、非圧雪コースがありパウダースノーを楽しめます。
スキーセンターの真横には休憩所を兼ねたブルートレインがあり、幻想的なスポットとして注目されました。
未就学児のリフト券が無料・スノーボードスクール30分が無料、大浴場「スパベルグ」が無料などコスパのよいスキー場としても知られているので、格安でオプションを楽しみたいときにもおすすめです。
標高は低めですがパノラマコースが有名なので、広い視界を確保しやすく滑りやすいのが特徴です。

まとめ
新潟県内にはスキー場が多く、東京・名古屋など都市圏からのスノボバスツアーも増えています。
日帰り施設が充実していて「朝着・夕方発」の超短時間日帰り滞在しやすいスキー場もあれば、宿泊してじっくり楽しみたい広大なスキー場もあるので、目的に合わせて選択するとよいでしょう。
ほとんどのバスツアーがゲレンデもしくはセンターハウス目の前に停車してくれるので、いずれの場合でも移動にかかる手間を省けます。