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今どきのスノーパーク探訪:必見の最新アイテムとその魅力

  • 公開日:2023.12.19
  • 更新日:2024.01.15
スノーパークアイテム

スノーパーク内には、ゲレンデにないスノーボード向けのオリジナルアイテムが多数設置されています。
初めて行く人は、「どうやって使うアイテムなの?」と戸惑ってしまうかもしれません。
スノーパーク内にいる「ディガー」と呼ばれる監視員に聞きながら利用することもできますが、レッスン講師のように手取り足取り指導してくれるわけではないため、事前に概要を知っておくとよいでしょう。
ここでは、スノーパークにある面白いアイテムを解説します。

スノーパークアイテム

スパイン(ヒップ)

横置きの三角柱を斜めにカットしたような形をしており、切断面部分であるリップからジャンプします。
そのままジャンプするだけでは三角柱の頂点部分に着地してしまうため、捻りを加えて左右どちらかの斜面に着地するのがポイントです。
空中で方向転換しなければならない高度なアイテムであり、通常のキッカーより難易度が一気に高くなります。
斜面の角度はスノーパークごとに異なりますが、急な設定のスパイン(ヒップ)の場合、スピードを出しすぎて斜面ではない場所に着地しないよう気を付けましょう。

スノーパークアイテム

キャニオンキッカー

リップとランディングの間にキャニオン(谷)が作られていて、スピードをつけてジャンプしながらキャニオン(谷)を飛び越えるアイテムです。
経験豊富な人やトップレベルのスノーボーダー向けのアイテムであり、初心者にはあまりおすすめできません。
その分、十分な飛距離と安定性をキープして飛び越えられたときの爽快感は抜群です。
滑り出しのときはランディングポイントが見えないため、つい怖く感じてしまいがちですが、決してスピードを落とさず突っ込んでいく度胸も試されます。

スノーパークアイテム

テーブルトップ

スノーパーク内の定番アイテムであり、山のトップ部分が平面になるよう切り取る独特の形をしているので、初心者でもわかりやすいのが特徴です。
アプローチから勢いをしっかりつけられれば、山頂の平面部分を飛び越えてランディングできます。
ランディングポイントの角度は少し急になるよう作られていることが多いので、事前に下見したり他の人の様子を見たりしながら感覚をイメージしていきましょう。
混雑状況によっては着地地点の雪が乱れている可能性があるので、その場合は滑らずディガーに相談するのがおすすめです。

今どきのスノーパーク

まとめ

スノーパークのアイテムがどの程度充実しているかは、スキー場ごとにさまざまです。
初心者のうちは小規模または定番のアイテムからチャレンジし、レベルアップしていくにつれて少しずつ段階を上げていくのがポイントです。
基本的にフリースタイルで遊べる場所ですが、怪我やトラブルには十分注意しておきましょう。

この記事を書いた人

廣田

廣田 恵一

所属
ビーウェーブ大阪本社
スキー・スノボ歴
スキー歴30年(間25年のブランク)
おすすめスキー場
斑尾高原スキー場

学生時代に初心者スキースクールの講師として数多くの卒業生を輩出しました。やっぱりその時の思い出のスキー場「斑尾」が一番!

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